自転車タイヤ交換 タフタイヤ換装



我が家の自転車の一台のタイヤ。ある日気がついたのですが、全く溝がなく、 驚いた事に表面の黒い部分が完全に削れており、下の層のオレンジ部分が露出してました。(汗)

この前タイヤ交換したつもりでしたが、目の前のタイヤは完全に磨り減ったタイヤでした。 奇跡的にパンクには至ってませんでしたが、このままでは時間の問題なので即、修理の運びとなりました。

今回の事例を見ても安いタイヤはすぐに磨り減るのが分かります。 いくらタイヤが安くても交換サイクルが早ければ意味がありませんし、万一、磨り減った状態でチューブまで 損傷させようものなら結局は高くつき、「安物買いの銭失い」状態に陥りかねません。

思いきってタイヤのグレードを
上げる事にします。

 

今回の調達タイヤ

それは自転車タイヤ強化バージョン。

商品名は「 タフロード 」


 

国内一流メーカーのロゴが入ってます。普通タイヤより肉厚構造で強力!との事で長持ちする上、 パンクにも強いらしいです。お値段は若干高いですが、相応の効果を期待したい所でございます。
タイヤチューブは我が家の自転車は全車強化済みですので、この際タイヤそのものも全保有自転車を強化タイプに 換装させる方向でいきたいと思います。

このタイヤ(タフロード) パっと見は大差ありませんが、手で触ると肉厚の違いに驚きます。体感的には倍近くあるのではなかろうか? と思ってしまいました。
質量が違う割りには値段の開きはたいした事ありません。(数百円程度)

換装

早速、交換します。

自転車リアタイヤ交換と重なる作業ですが、今回の車体は3速ギア付なので
一応、簡単な作業行程をUP致します。



タイヤ交換する為には車体からホイールを外す必要がございます。
ホイールを外す為にリアタイヤ車軸のナットを外さなければいけません。
右側車軸の固定ナットを緩める時に邪魔となる変速ギア保護カバーをまずは外します。

プラスドライバーでネジ1個を緩めればカバーは環単に外せます。




はずれました。

画像中央の大きなナットが
車軸ナット

※ 車軸ナットの中心に見えるピンを押したり戻したりする事でこの自転車は3速の変速をしてます。 内部構造は不解明




今度は左側の車軸ナットを
緩めるのに邪魔なナットカバーを外します。マイナスドライバーですく外せます。




露出したナット




ドラムブレーキとフレームとを連結固定している取り付けステーのネジを外し てドラムブレーキをフリーにします。




ステーとドラムはこれで分離

ホイールを外す際にドラムブレーキはホイールにくっついてきます。 この時ワイヤーがくっついた状態だと作業効率が落ちるのでここでは
ワイヤーを外してる所です。

ブレーキワイヤーをドラムブレーキから外します。
画像は固定ネジを緩める所。
ここを緩めてネジを外せば容易にワイヤーは外れます。 このボルトとステーの間のワイヤー固定部は手で回すと外せます。
(反時計回り)




ワイヤーを外すとドラムブレーキは完全にフリーとなり、フレームからホイールを外す障害は
なくなります。




チェーンカバーを外します。
エンド部だけですのでネジ2個です。 カバーを外さないとチェーンは外せません。チェーンを外さないとホイールはフレームから外せません。

ホイールをフレームから外さないとタイヤは交換できないのでここの小さなネジ2個取り外し作業も大事な作業工程です。




カバ−エンド部を外します。




カバ−エンド部を外すと
チェーンは露出



余談ですが、チェーンにオイルを
注油する場合は このカバーを外す感じですね。




チェーンアジャスターを緩めます。
(この自転車の場合は右側のみ装備)




ここまでの作業を終える事で
ホイールの車軸ナット取り外しに入れます。やっと…

とりあえず右側から緩めました。左右どちらからでも構いません。




今度は右側!
いずれも15ミリメガネレンチ(KTC)を使用。




左右車軸ナットを取り外した状態。
ネジの圧力から解放されて左右に広がってます。




フエンダ−(泥よけ)ステーを手で外した所。




センタースタンドを手で外した所。
ここまでくればフレームからホイールの
分離は目前です。

チェーンをリアのスプロケ(歯車)から外し、(ずらす程度)ホイール(車輪)を後方に引き出せば外せますが、 コツが必要です。しかし、チェーンを前後のスプロケ(歯車)から外してしまえば簡単にホイールは車体から外せます。

チェーンをリアのスプロケ(歯車)から外すコツは一回ホイールをめいいっぱい前方に押して、チェーンを緩めてから外します。
チェーンをリアスプロケットから外せればフロント側は簡単に外せます。(ペダルを手で回しながら)




フレームから分離したホイール 1




フレームから分離したホイール 2




ホイ−ル根幹部

この車体は変速機構を備えながら1万数千円の安価な船来商品ですが、根幹部には国内一流ブランドのエンブレムがありました。




ホイ−ルから古タイアとチューブを外します。 エアを抜けば楽勝で手でいけます。




外した古タイヤ。

劣化が激しくサイド部はひび割れてます。




外した古タイヤ 2

完全に溝は無い状態です。すごっ!




新旧比較!

その差は歴然ですね。




新タイヤをホイールに装着!




新タイヤをホイールに装着 2

耐久性と高グリップ性能を
期待できそうです。

 ^ ^




復元
各部に簡単な清掃と注油を行い、元どうりに組み付けていきます。





復元 2
復元工程で車軸ネジを本締する前に左右のバランスが適正であるかを
判断します。


後方から少し距離をとって目視で確認します。

画像は全てが完了した状態。
見事に左右均等かと…。

画像は現場監督の黒ラブのクロ
( ラブラドールレトリバー )




作業終了!

センタースタンドの錆が気になりますが、
全て無事完了!

一見、普通の自転車ですが、チューブ、タイヤはタフ仕様に強化されてますし、スーパーバルブも装備してます。
耐久性重視仕様でございます。

後記

今回のタフタイヤ(ブリジストン タフロード)。普通に買い物程度でしか使わない自転車に必要かは疑問ではありますが、 我が家の自転車達は稼働率が高い!

1台は野球に通うだけで毎回片道8キロ、つまり往復16キロ走行します。 これが週3回ですから1週間で42キロとなり月換算だと168キロ! 年だと実に最大2016キロと途方もない距離を走ります。この過酷な使用頻度に耐えれるだけの装備充当継続を今後も行いたいと考えておりますが、 これを業者に丸投げすれば結構な費用を要します。自分でやれば工賃がタダですのでやりがいはありますね。(笑)
とは言っても車の整備費用を考えれば丸投げしても安いもんです。節約を目的としていると言うより、おもちゃの分解整備感覚で遊んでます。
自転車いじりは楽しいものです。お試しあれ!

追記

このページ。日産TEANA次回プラグ交換記事のひながたも兼ねてます。



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2008.10.12

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