VーMAX エンジントラブル

今日は換金日。週も明け、チケットもたまったので組合に換金に行きます。梅雨入りしてますが、晴れてたので久々にＶーＭａｘで行く亊にしました。２週間動かしてないので、そろそろ動かしとかないと車体にはよくないと思いましたし、梅雨と言う時節柄、次に晴れる日は当分先かもしれません。ＶーＭａｘの運行は総合的に適正な判断だったと思います。

換金受付終了時間の１５時３０分の１時間前の１４時３０分に車体を路上に出し、ヘルメットをかぶりエンジン点火の為、メインキーをオンにします。すると電圧がない亊にセルを回す前に気付きます。予見できておりましたので、慌てる亊なく自家用車のバッテリーからブースターケーブルをマに繋ぎます。こう言う局面を想定し、ＶーＭａｘのバッテリー端子部を延長コードですぐ取り出せる位置まで伸ばしておいたので、ワケなくエンジン起動させます。もし、あなた様が私の一連の作業を横で見ていたとしたら「kotakunさんは実にクールに淡々と作業をしているなぁ～」と思いますよ。きっとね…。
エンジン起動後は走りながら充電するだろうと組合に向けて走り出しました。

端子延長コード　細すぎました。

出足につまずきはしましたが、走り出すと普通な感じでした。しかし、５分程でアイドリング時に異常を感じます。完全な電圧不足状態に陥り、「アクセルを常にある程度、開いとかないとエンジンは止まるだろう。」そして「セルでの再起動は不可能だろう」と思えました。しかし、なぜに電圧不足に陥るかが疑問です。走ればある程度は充電されていくはずなんですがね。充電そのものがされてないのかもしれません。目に見えない電気は本当に苦手なので、一度入院させる必要がありますが、この日はそんな未来よりこれからをどうするかが問題でした。

家に引き返してもよいが、他車に乗り換えて組合に再進行しても換金締め切り時間には間に合わない。間に合わない上、今日の進行行為そのものが無駄になり、出掛けた意味を失うので不安定な車体ではございますが組合に向けて進行決意致しました。
ところが信号停止中、遂に「ブスン」っと失火に至ります。幸い下り坂の下り始め付近だったので重力の力を借りて自動押しがけスタートによりエンジン再起動に成功します。進行を続け、組合まであと１キロ位付近地点の一時停止箇所で２度目の失火に至ります。幸運にもそこも奇跡的に下り坂の中腹でした。１回目同様に自動押しがけを試みますが、完全に電圧がない為かプスンもありせん。バッテリー自力充電の意味から１０分程置いて同様に自動押しがけを試みた所、起動できました。一気に組合の駐車場に滑り込みます。エンジンを切る前に勝手に止まりましたが、ほっといて換金業務を貫徹させます。

今週は２０万程の換金額でした。毎週給料日があるみたいですが、払いも多く、入ったから使うでは経営者失格です。組合で色々な情報交換後、個タク村までの引き揚げを決意します。自力起動は困難なので組合員の一人に声をかけてブースター接続依頼をしました。これで簡単に起動できると思ったのもつかの間で延長端子コードからスパークを確認後、即、延長コードは発火し、煙を出しながら焼き切れていきました。(￣○￣;)
直ちにブースターは取り外し、付近の有志数人による押しがけスタートでエンジンを起動させ個タク村へ向かいます。二度とエンジン失火は許されない緊張の中の道中でございました。

半分は違和感なく走れましたが、あと６キロ付近でアイドリングがバラバラになり、行きと同じ症状になります。「ダメだぁ～墜ちる」と認識と同時に走行中にもかかわらず失火！走りながらの失火はショックです。走りながらクラッチを繋いでも起動しないのは押しがけしてもかからない亊を意味しますからね。どーにもならない現実の中、新目白通り谷原ガスタンク付近で座礁致しました。

とりあえずいつものJAFへ電話を入れ、救援要請致します。「４０分位で伺えます」との亊でした。待つしかないので素直に待つだけです。起きてから何も食べてなかったので食事して時間を潰す亊にします。幸い道路を挟んでファミレスの木曽路とマクドナルドがありましたが、厳しい状況下でもありますので倹約してマクドナルドに入ります。食べ終わるタイミングで、本当にお世話になりっぱなしのJAFさん登場！
慣れた手つきでＶマを積んで頂き、お陰様でクーラーの効いた車に乗って帰宅できました。

距離は５、７キロでした。無料範囲の５キロは少し越えましたが、サービスで全て無料でした。ありがとうございました。毎回、ティアナやバイクをトラックに載せて運んでもらうその助手席でジブリ映画の「紅の豚」を一人思い出してます。

2007.6.24