日個連GPS無線機 
(富士通テン GPS-AVMシステム)

日個連GPS無線機です。我ら東個協の日立無線機とは違い、富士通テン GPS-AVMシステムを使用しております。 (お値段は変わらなかったような…。)

先日、日個連東営協所属のお友達に無線機について聞いた事をまとめてみました。
富士通テン GPS-AVMシステム紹介の HPは見た事ないのでまずは自分でこしらえた次第です。取扱いについては私が実際に試した訳ではありませんので、 あくまでも聞いた話だと御理解下さいませ。

操作モニター部

本体部

基本的な配車方法

エリアの概念

東京23区及び武蔵野三鷹両市を160の地区に区分 この内12の地区を
登録待エリアとし残りをフリーエリアとする。



 下図のようにエリア内円の中で待機登録。 外円境界線までがエリア配車対象。



1-登録待機エリア

登録順に配車します。(東個協と同じ)
該当配車車両がない場合は配車登録の有無に関係なく、お客様から2キロ圏内の配車登録済み移動局で,
且つ注文場所に最も近い車を自動検索して配車。

登録方法



    1-区域を選択    数字1〜0で区域番号を入力
    2-区域を確定する。 >を押す
    3-待機場所選択   上下ボタン

    4-そして
     待機登録の場合は  登録ボタン
     S待機登録の場合は  S待ボタン

ちなみに東個協の場合
エリアに入り登録ボタンだけを押せば簡単登録!

待機順位を確認する場合確認ボタンを1秒以上押します。



2-フリーエリア

登録待機中か否に関係なく、お客様から2キロ圏内の配車登録済み移動局で且つ注文場所に最も近い車を自動検索して配車。

配車登録方法
F→7
これだけ


配車車両がない場合は配車登録の有無に関係なく音声による協力要請配車となり、
応答してきた移動局の中で最適車を配車します。



総評

富士通テン GPS-AVMシステムは面倒くさいです。ボタンをピッポッパと押してばかりの印象があり、もし日立製でこんな操作を毎日して たらすぐ文字盤の文字は消えてしまい遂には壊れてしまう事でしょう。
ホント!
一番の問題は了解ボタンを押すまで配車先とお客様の氏名を確認できいない事。

しかし、日個連さんの運用方法はメリットも多い。
最も優れてる点は配車をキャンセルできる事。(Cボタン長押しか放置) しかもキャンセルしても待機順位が継続される点は信じがたい素晴らしい配慮。(東個協でキャンセル拒否した場合、3時間自動無線配車停止)
効率的配車を行う意思が感じられます。

あと、音声配車を駆使する事。
注文先周辺で該当車なき場合は即、音声による呼び出し配車をするらしい。 (日個連無線新規取り付け講習会教本を立ち読みにて確認)

音声配車はデジタル化に反する行動ではありますが、日頃の活用でシステムダウン時にも対応できる柔軟性を育成します。何より音声配車は楽しい!(GPSは阿呆みたいでつまらない/受ける側) 反面、配車室オペレーターはある程度の経験が問われます。端末操作しかできないハーフオペでは不可。私の基準では最低5年の音声配車実務経験なき者はオペにあらず。永遠に…。

参考 液晶部比較 東個協採用日立製無線機(待機台数確認画面)

2008.5.6

タクシー装備 無線機

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