暫定税率 復活!
難航 車選び! 化石燃料の憂鬱…

暫定税率が復活し、ガソリン価格が右肩上がりで爆進中です。「あ〜あLPガス車を買っといても良かったかなぁ〜」 「とりあえずティアナのレギュラー仕様は本当に助かるなぁ〜」なんて思いつつもどうにもならない現状を直視し、 これからも化石燃料を注ぎ続けるだけでございます。

そんな今日この頃ですが、こーなる直前にいきつけのガソリンスタンドからご丁寧に以下のメールを頂いておりました。

>★☆★☆★☆★☆★☆★
>暫定税率 再可決の場合
>・大幅値上げ予定
>・30円〜35円/L程度
>内訳
> ガソリン税 25円/L
> 製品値上分5〜10円/L
>−−−−−−−−−−−
>5/1から値上げ実施予定につき月末5日間は大混雑が予想されます。
>−−−−−−−−−−−
>特に29日、30日の二日間は一時的な品切れ状態もあるものと思われます。

>お早目のマンタン給油をおすすめいたします。

>●原油事情、国際事情等により価格は変更する場合がありますのでご了承下さい。


なんて文面が送られてきており、正直言って半信半疑でした。暫定税率が期限切れを迎えた時、20円程度しか下がってないにも 関わらず何故に今度は35円もあがるんだぁ〜?と…。
しかし、皆様ご承知のとうり暫定税率復活後は容赦なく上がります。今思えば4月は夢のようでした。ガソリン車とエルピー車の 燃料費比較記事なんかUpしていたあおめでたい心境の瞬間に戻りたいです。ホント。
あの時は世論情勢から判断して、「暫定税率の復活はない」と楽観的に見てましたが、 我ながら本当に甘かったです。なるようにしかならないので仕方がありませんが、こんなに乱高下してよいものなのかとは心底思います。

巷では「200円台もあり得る」と空恐ろしい事もささやかれており、とりあえず自家用車は次回の車検で放棄するとしても 化石燃料の先行きはかなり厳しいと言わざるを得ません。
ここで考えるのが「次の車をどうするか?」でございます。
来年のティアナ月賦完了をふまえ、真剣に考える時期になりました。が、問題は現在の市販車の範囲内だとあまりに選択肢がない事です。

まずハイオク車はあり得ない。LP車にしろ化石燃料である以上は避けたい。そうなるとハイブリッド車しかありませんが、 新しく出たクラウンハイブリッドは600万円。燃料経費を落とせてもそれ以上に車体購入代が上がれば経費の内訳に変動は生じるものの経費そのものは 膨らむ事となりますので論外。

現状ではプリウス濃厚か? と、一応の結論に達しました。

デザインはお世辞にもカッコいいとは言えません。しかし驚異的燃費は魅力でございます。また社会は今、地球温暖化抑制に向けて官民一体と なって取り組んでいる所であり、微力ながらその潮流に同調したいとも考えた次第です。
たたでさえも供給過剰で巷に溢れるタクに使用する立場上、垂れ流す排ガスは最低限に抑えたいと考えるのは当たり前な事かもしれません。
耐久性については以前から密かに調べてはおりました。一般ユーザーの話は参考にならないので耐久試験車の宝庫である法人タク会社さんから 色々聞かされたりしております。一方的懸念ヵ所はバッテリーとモーター関係でしたが、意外とトラブル事例が少ない事もプリウス導入案を 濃厚に固める材料にはなってます。

導入を前向きに検討する中、車体は問題ないとしても、実際にプリウスをでんでん虫のタクシーとして使えるのかをあらゆる角度から先日調べ始めました。
ところが…。

すぐに壁にぶち当たります。 確定的な確認には至っておりませんが、プリウスのガラスはでんでん虫の規約に違反するらしい事が判明しました。可視光線透過率が基準に満たない違反扱いのカラーガラスだからです。 透明ガラスではない上、替えガラスも無いが為にでんでん虫では使えない車となっていました。(東個協はカラーガラス装着は禁止/純正含)
地球に優しい素晴らしいコンセプトカーのプリウスですが、基準に満たない違反車ですので誠に残念ながら中間審査段階で導入検討車のラインナップからは 削除とあいなりました。

今後、国内自動車メーカーはこぞってハイブリッド車の開発並びに市販を拡大されていかれるとは思いますが、それらの車がどうかプリウスのように 規約違反車に該当するような事がないよう切に願わざるを得ません。地球の未来を案ずる一人として…。

追記

プリウス一般オーナーの方

プリウスは素晴らしい車です。
本文はネコの額程の狭い社会の中だけの話ですのでご容赦くださいませ。


下の画像ティアナ燃料計。燃料切れ目前の針位置  Eマーク真下のランプが燃料警告灯

2008.5.12

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