柳瀬川 2



クロを連れ、2月25日に柳瀬川へ行きました。今日も私と同組合のエスさんとエスさんとこのコロが同行。 今回も放牧状態のドックランです。



クロとコロは2回目の対面なので、仲良くやるのかと思いましたが、仲良過ぎ?か再会と同時に猛烈なジャレ合いを展開。 牙を剥きながら体当たりの応酬で始まり、互いに2本足の状態で相手に乗り、地面に押さえつけようとします。 双方、不利になると一旦離れ、改めて間合いを取ろうとひたすら追っかけ回し、走り回っていました。




コロ攻勢 うなり声が凄い迫力!






クロの背骨ラインの毛は逆立っていたので、これは戦闘モードに突入している事を意味するので危険かなとも思いましたが、 観察(外傷目視確認)すると、噛み付き合いながらも皮膚に穴が開く直前に寸止めしているのは分かりました。

「ノド」狙ってます。↓


クロに関しては本気でない事は遠くからでもわかります。彼には攻撃コマンド「噛め」を訓練しており、もし、 本気を出せば私の手の骨を噛み砕く程の破壊力だと知っているからです。





1時間が経過しても、勝敗は決しません。一旦中断させ、2頭を呼びます。凄まじいた戦いでしたが、「コイ」と 呼ぶとやってきます。そして「伏せ」と言えばご覧のとうりに伏せます。 我々は昼ご飯にし、クロとコロにはカロリー消費料に見合うオヤツを与えました。





おとなしくしており良い子達でしたが、休憩後は再戦となりました。1ラウンドの繰り返しかと思いましたが、 質量で劣るコロはやや劣勢でしたので、新手の策に出ます。


頭部をクロの胴体の下に押し入れ、下から突き上げようとしていました。どうやら下から加える力でクロを押し倒す戦術のようです。 コンパクトな体型を生かしたナイスなアイデアです。誰からも習う訳でもなく、よく思いついたと感心しながら見てて思い出したのが、 カブト虫の戦いです。彼らは相手の腹部にツノを入れ、そのまま持ち上げて、木の下に相手を落下させる戦法ですが、 正にあの感じです。





ウチのクロは腹部からの圧迫を受け何度もバランスを崩しましたが、なんとか持ち堪え、コロの戦術を真似をする と言う行動に出ます。真似をするに値する効果的な戦術だと自分が攻撃を受けて学習したのかもしれませんが、 丈のあるクロにはあまりメリットがある効果的戦術とは思えませんでしたが、なぜか下取りに固執してます。 互いに下の取り合いになり、戦いは硬直状態に入ります。



クロにはかなり無理のある姿勢だと思いますが…



しかし、硬直状態はスタミナで劣るクロの戦意消失により終わりを迎えます。食後2時間位ジャレたらクロはバテバテで、コロが近くにきても、どーでも良い感じでした。目もトロ〜ンとしており、いつもの眠い顔になってたので、柳瀬川から引き上げる事にします。自家用車に乗せたら直ぐに丸くなって寝てました。 今日は物凄い運動量だったと思います。



通常モードのクロ






クロエリアへ行く



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