開業以来最悪な日



2007年3月X日 無線失敗例の極めつけの日だった。



本日の開始2本は売り上げ、消化時間ともに順当な平均的数字の内容だった。しかし、2本目処理中にお得意様からの 電話が2本入るが、進行不能な為にキャンセル。 いつもはもっと遅い時間に電話があるはずなのだが…。よりによって2本も…。今日はこの2本以外の電話はないだろう 。と、ガッカリするが、しかたがない。まだ1時だ。通常営業で乗り切ろうと決め、市ヶ谷エリアへ入る。

先頭待機車両の待機時間は22分であり、そこそこ流れてる感じだった。7台目で登録。赤坂なら直ぐに 配車になるだろうが、ショックから回復する為に少し休みたくなり市ヶ谷エリアに入る事とした。3台目までは20分位だったので、 遅くても1時40分には配車かな?と少し辛口の予想をした。1時30分には2台目となる。が、現実とは残酷だ。 そこで止まる。前回の金曜日を思い出す。通常の私なら30分を限度と決めており、離脱していますが、今日は気分的に 動けないままさらに30分2台目のまま市ヶ谷にとどまり続ける。楽に稼げる1時台を失った事となり、運行管理者の 立場で言えば論外な怠慢であります。分かってはいるが、できない。(法人時代から)本当に病気です。

2台目のまま引っ込みがつかづ、さらに10分20分と時は流れる。完全に意地になってきており、極めて危険な状態だった。1人で自問自答する「これだけの時間、待つ 意味があるのだろうか?」「私は何を待っているんだろう」と…。 そして遂に90分を経過した。2台目から全く動かないままであり、無意味な90分だ。ここで考えたのが、1台目で 待つ人間の存在だ。その方は意地でも動かないだろうが、私は2台目だ。もっと柔軟に対応しても良いのではなかろうか ? 100分経過後、離脱を決意する。何もやる気にはならなかったが、ノロノロ赤坂へ移動、本日の負けは確定したの であとはどう負けるかだった。赤坂エリアに登録すると44台目。先は長い…。

赤坂エリア登録10分後、よせばよいのにさっきまで居た、市ヶ谷エリアの滞留時間を見てみたらなんと 先頭35分だった。居続けたら配車になっていた事を意味する。次に 見たら7分だった。猛烈なショックを受ける。この7分はトドメを刺された心境だった。谷底に突き落とされはしたが、 赤坂に居たのでなんとか、4時前に配車になる。割増時間はあと55分あるので、敗退は覆せないまでも、最後に 一矢報いる可能性はあった。しかし…

4時過ぎ実車のお客様の行き先は「勝どき」 10分で終わる2千円の仕事である。 1時から4時までの3時間を投入した結果が2千円では到底経営は成り立たない。 完全な失敗だった。しかし乗られたお客様は全く悪くない。悪いのは全て自分自身であり、完全な私の判断ミスだ。 失敗のショックをお客様に悟られる様ではいけない。そのお客様の会社には2万円や3万円の長距離の方もおられる 訳だし、今回はタマタマ2千円だったに過ぎない。「木を見て森を見ず」ではいけない。と自分に言い聞かせながら 10分の実車を終える。人間歯車ひとつ狂うと全て裏目に出る日はある。気分を持ち直すまでティアナを止め、 少し休むつもりが5時半まで丸の内で気絶してしまう。

ひとつだけ願いが叶ったのなら2千円でもいい、せめて個タク村の方角、西の方角が良かった…。 家に帰る気にもなれないどーしよーもない日である。

気絶前にひとつ決めた事がある…。   「今日は休んだ事にしよう」

07.3.10





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