新型インフルエンザ ウィルス対策!
個人タクシー生活編

 昨今、極度にテレビ報道されている新型インフルエンザ。
どんだけ凄いのかは存じ上げませんが、感染力を除いてエコノミーインフルエンザと大差ないような印象を素人ながら受けております。
 しかし、感染力が強いのなら公共旅客輸送機関の個人タクシー事業者である以上、なんらかの対応をとらないといけないと判断。 先日、緊急対応策を講じました。

 悪化の一途を辿る我が国の経済状況に追い討ちをかける勢いの新型インフルエンザ。正に火に油みたいなウィルスです。 とは言え、タミフル飲んで寝てれば治る普通のインフルが何故にここまで騒がれるのか? 騒ぐのはウィルスの正体を掴んでからでも良いのではなかろうか?  はっきり言って疑問だらけですが、どうであれ騒がれてるからこそ、その渦中に巻き込まれる事が断じてないよう努力する必要はあると思います。 もし、感染元なんかになろうもんならテレビに出ますからね… (-"-;)

どこかの校長先生は会見でさらされて泣かれてました。可哀想に。。

ババ抜きのババを引き当てられたようなもんですね。(-"-;)  



新型インフルエンザ ウィルス対策!

 で、騒がれてる割りには殆んど正体が解明されていない新型インフルエンザウィルスですが、とりあえずマスクの常設なんかしてみました。(笑) マスクって相当値が張る商品以外は基本的に対ウィルス効果はあまりないと認識しておりますが、お客様がご利用になられる都度、

(=゜-゜) 「新型ウィルスに警戒されてるんだなぁ〜」

と安心感を抱いて頂ければと思いつき、 極めてお粗末な演出を講じた次第です。

しかし、この程度では満足な対ウィルス対策とは言えませんし、私自身が媒介者とならない為にも、こんなのを用意してみました。

消毒用エタノール IP「ゲンエー」

健栄製薬株式会社 (本社:大阪市中央区伏見町)

疑わしければ撃て!



疑わしければ撃て!の精神から料金収受で車外から進入する現金やチケット等のあらゆる個体に対して
エタノール消毒液を湯水のごとく噴霧し、タクシー車内のウィルスや細菌を根絶やしにします。

さらに実車完了の都度、車内空間に噴霧し、ウィルス活動を阻止します。



まさに抗菌。まさに対ウィルス!

余談ですが東個協では現在、無線配車でお客様にお車を差し向ける場合、
事業者さんの健康状態を電話確認してから進行させる努力をしております。(209.5.21現在、一部除)


(-"-;)

 毎年流行るインフルと変わらない程度のインフルエンザを相手に何故にこんなにも面倒なんだ… と、つくづく思います。 デボラウィルスやコレラ菌による感染でバタバタと人が亡くなられてる方がおられるのならともかく、 毎年何千人も亡くなられてる普通のインフルとあまり変わらない印象のインフルエンザなのに…。 未知なる新型ウィルスを恐れ、報道各局は凌ぎを削ってられるのかもしれませんが、どーもオーバーなような 気がしております。(-"-;)  

無知が故に怖い訳なので「無知なる恐怖」なのでしょう。
で、私はこのオーバーな報道に新型インフル関東一番乗りで紹介される事を恐れてた訳であって特にインフルを 恐れてはいないと思ってます。
つまり報道にさらされるのが一番怖い訳ですが、私の考えと似たような業界は多いはずだと思います。

例えば

学校業界

 軒並み関西行きの修学旅行を中止しております。 多大な失望感を学童に与え、キャンセル続出で計り知れない経済的損失ですが、学童を危険にさらしたくないからこその処置かもしれません。

 その一方、修学旅行で集団感染しようものなら学校関係者はマスコミにさらされる訳でそのような場に出る位なら「いっその事、中止にしよう。」と、 お考えになる関係者の心境は容易に推察できます。真実の報道は確かに大事ですが、自らが報道している対象についての知識もないのに最大限の恐怖心だけをより知識のない我々庶民に 与えるような過剰な報道や一部の為に大勢が迷惑するようなやり方の見直しが必要な気がします。

 真実とは言え、知りたくない真実もありますし、何より自身が訳も分からないのに分かったように話されても噂話程度の話でしかありません。 「悪意なき悪化誘導」とでも申しましょうか?
その噂話で知識のない庶民に恐怖心を不必要に与え、散々と振り回した挙げ句の果てに経済にも マイナスなら新型インフルエンザウィルスによるダメージより、こちらのダメージの方が一層深刻ではないだろうかと思ってしまいます。

 同じ事は昨今の不況報道にも言える気がしないでもありませんが不況によりスポンサー離れが進み、制作費削減が叫ばれてる中、 さらなる番組制作費削減を自ら助長してるような気がします。
出来事を隠すよりは伝える事の方が遥かに大事ではありますが、あり方や方法について 見直される日が、1日も早く訪れる事を切に願わざるを得ません。

HOME

ひとりごとに戻る

2009.5.22

s