師走。追突事故遭遇!

2007年12月某日。

珍しく車体を磨きあげ、やる気満々で出庫したら追突事故に遭遇しました。



この日は綺麗な車体に仕上げた影響からか、スタートからツキまくりました。

その流れの中、深夜1時過ぎに銀座数寄屋橋で実車になった二人組のお客様。

「梅島経由千葉の京成大久保までお願いします」との事。

正直言って、方向性がめちゃくちゃなだけに「面倒くさい」と当初は思ってしまいましたが、 「早く帰りたいから高速でお願いします」との追加文言から上客様に格上げです。

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最初の目的地の梅島までは千住新橋まで高速で行くのは当たり前としても梅島から京成大久保までをどう高速で 行くのか頭の中で検索したら、 「エラー表示」されました。 (笑)

考えられるコースで行くとしても物凄く遠回りです。

考えたコースは2本。
いずれの場合も入り口は千住新橋とし、

1コース。
  箱崎まで戻り、箱崎インターでUターンし、京葉道路(首都高7号線)に入り花輪インターを目指す。

2コース。
  荒川沿いに首都高中央環状線を南下し、湾岸線を経由して湾岸習志野インターを目指す。

2択とも荒唐無稽なコースですが、お客様のご要望だから従うしかない。

問題はどっちにするかです。
個人的には予測される料金の関係上、圧倒的に2を採用したいところですが、若干、良心が痛む。
一番の問題は習志野インターを 出てから京成大久保に行くコースが思いつかない。ナビを頼るとしても万一、遠回りした上、迷子では話しにならない。

これらを考慮すると1コースを採用する事とし、躊躇なく進行しました。
花輪インターまで快適に走行し、一般道に入って5分程度で目的地着。
降車後は都心へ戻るので、片側1車線道路をしばらく直進し、Uターンする為に左側の駐車場へ減速させて車を寄せようと した所、

ドーン と、後ろから追突されました。
追突された衝撃でティアナは加速し、前方の看板にぶつかる所でしたが 慌ててブレーキを踏んで急停車させました。

交通事故状況をまとめると
(数値はドライブレコーダー(ジコ録)情報)

制限速度40キロの片側1車線道路を時速45キロで走行中。
進路上にUターンする適当な駐車場を左側に発見。
ウィンカーを点灯させ減速(30キロに減速)に入る。
駐車場へ頭から入れる為に左に寄せた所で、追突
追突の瞬間にジコ録稼動開始衝撃Gを記録。

ジコ録画像は後方から突かれただけの状態ですので今回は画像の添付は止めときます。
(普通に前の景色が写ってるだけつまらないからです)

とりあえず車から降りて相手の所に行くと運転者はハタチ前後の若年者でした。

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そのハタチ前後の若年者は開口一番「急停車じゃないのか〜」と言ってくる始末です。
止まる前の減速した時点で追突され、急停車したのは追突された勢いで加速して看板にぶつかりそうになった訳であり、 そうさせたのは自分にもかかわらず…。

この後のやり取りは無知な下品な言語が多いので、ご想像にお任せします。(相手様が)

しかし。。。「急停車したからだろう」と言う言い訳はあまりにポピュラーでしたね。
これは自身が圧倒的に不利な状況下で用いる 所謂「逆ギレ作戦」で、この作戦の採用心理は理解します。しかし、言ってる事がまだまだ若い。

場数踏んだ奴ならドライブレコーダーの存在有無を確認し、もしないようなら、

「アンタがバックしたからだろう。入院するから早く救急車を呼べ」と平気でおっしゃる事でしょう。

とりえずドレイブレコーダーと喰い違うコメントを地元警察の方にさんざん話して頂けたお陰で自ら不利になって頂けてました。^^ どうであれ。。。。

やり取りの中で相手様車両が任意保険に未加入な公算が高い事に気づき、その相手の事はどーでも よくなりました。無知な事は罪ではありませんが、放っておいても彼には近い将来、行政責任と賠償責任が訪れる事と なるので自然と学習する絶好の機会が与えられます。


この日は淡々と事故処理を終えてトボトボ帰庫しました。
相手が無保険だと考えられる損害はどーなのか等を想定しながら…。

翌日から連絡待ちに入りましたが、連絡が数日間なし。電話しても繋がらない番号だったりとデタラメでした。
任意保険加入の有無でこちらの打つ手も変わりますからこの期間は複数のシナリオ作りに追われてましたね。

 数日後(6日位)には奇跡的に加入していた保険屋から連絡が入り、「100対0で賠償致します」との連絡を 頂いておりますので、このシナリオ作りについては空白の数日間として割愛致します。


 今回は相手様の車が任意保険に加入していて助かりました。当初は「俺の車じゃないからわからない」とか 「会社の人の車で連絡も取れない」とか言ってました。
勤め先の会社と言うのもカタカナのお店の名前でしたから 私が絶望視したのもご理解頂けるかと思います。偏見とも捉えられるかとも思いますが、昨今のとめどもなく広がる 格差社会を鑑みますと絶望視した私の胸中を察するのは容易かと思います。 報道(最近、私が見た格差社会をテーマにした番組。「ワーキングプア 3 /NHK」。「生活破壊 ぎりぎり以下の生活/TBS news23」)による低い国保や国民年金加入率の数字を見ると、 任意保険に入らず運行する車両台数の推計は実に容易いかと思われます。
 この推計も右肩上がりであり、今後の防衛策を真剣に考える時期かもしれません。 これは自家用車に乗る場合も同じです。

今回の事故当初、相手様が任意保険未加入だった場合を想定し、考えられる損失はどの位かを試算したものをまとめて みましたので、もしよろしけろば見て下さいませ。

ザ。追突事故  検証!相手が任意保険に未加入の場合。

2007.12.30

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