危ない交差点!信号無視!

 

3月第1週の某日。 京葉道二回消化後、3回目の仕事は赤坂某局へ配車。

 

お客様の行き先は「百合ヶ丘まで」


行き先が百合ヶ丘と言う事は方角的に 「もう帰ってクロの散歩に行きなさい」と車両室様に言われたようなもので、その恩情を素直に受け取り、(一方的に解釈) 実車完了時間は27時前でしたが、帰庫する事にしました。
百合ヶ丘からの離脱ですから通例どうり「よみうりランド」を横目に山越えコースで個タク村を目指します。 離脱経路は調布→三鷹→田無→保谷→個タク村となり、一直線の北上コースとなります。 (土地勘のない方は御容赦下さい)

法人タク会社勤務時代は自宅の近くで最後のお客様が降りられたとしても会社に 帰庫しなくてはいけませんでした。その上、洗車や運行管理者さんに日報を上げたり、最後は着替えて帰宅する訳で、 営業終了後も相当なエネルギーを消費しておりました。

しかし個タクだと「帰ろう」と決めた瞬間、直に自宅(自業所)へ進路を向けれるのは本当にあり難い限りです。 当たり前な事ですが醍醐味ですね。なんと言うか相当な時間を得してる気がしてます。

この日もいつもどうり順調に個タク村を目指しておりましたが、
田無から保谷駅へ抜ける西東京市役所手前付近でえらい目に遭いました。


普通に制限速度で連続青信号を通過中

その青信号群の1つの交差点に
進入直前、 交差する道路から突如としてトラックが…。

久々に堂々たる信号無視の車と交差点で鉢合わせました。




概要は以下のとうり。

(画像は練馬タクシー製のドライブレコーダー「ジコ録」静止画像)



進行経路上交差点進入2秒前に交差する道路にトラックの存在を確認。


(画面左より交差点進入を狙ってる状況)


当方が青信号なので優先権を行使し、そのまま進行。 (念のためアクセルはオフ)

当方が進入する直前にトラックが先に交差点へ進入。



車検以外で滅多に鳴らさないユーロクラクションを
作動させながら対向車が存在しない反対車線へ回避しつつ急減速開始。

(この瞬間にドライブレコーダーが減速Gを感知し、記録開始)



トラックは慌てたのかさらに右にハンドルを切りながら停車。



私もトラック正面へ横づけする形でに停車



運転手さんに経緯説明を求める為、降りようかと思った所、
その交差点左先にある交番から警察官が近づいて来るのを確認。

トラック運転席を見ると私に向かって両手を合わせている。(合掌スタイル)



久々に拝まれました。(汗)



拝まれると不思議とどうでもよくなり、進路を開けてトラックを解放し、立ちすくむ警官を放置し、 とっとと帰ってクロと散歩へ行くだけでございます。


正直、際どかったですね。
スピードが出てたら追突してた可能性は大です。
青信号を過信する危険性を改めて感じました。


トラックは何故に信号無視して交差点に進入してきたか?

過労による見落とし 居眠り 酒酔い 急いでいた 薬中


色々な理由が考えられますが、いずれにせよどーでもよい事です。




 直視すべき点は青信号で交差点に進入しても交差する道路の車が赤信号に従う保証がない事です。 ある意味、信号機のない見通しの悪い交差点の方が過度に警戒する分、安全かもしれません。
今回、交差点進入前にアクセルオフしてた事と限りなく制限速度だった事に加え反対車線から対向車が 来なかった幸運が回避を容易にしました。

 もし、過度な速度超過でアクセルを踏み込みながら進入してたら接触してた可能性は大きかったと思います。 改めて国の定める制限速度の意味を感じ、交差点にはアクセルオフで減速態勢での進入を試みたいと思います。 実車中は確実な安全輸送を求められますので全ての車が信号を守らない前提で警戒したいですね。
 接触してた場合、相手の過失が圧倒的に高くなるのは当たり前ですが、こちらにも安全確認を怠った過失がございます。 99対1か最悪9対1か? (信号無視する車を見落とした? そんなバカな…)

お互い無事で良かったと思うのが一番ですね。

2008.3.6

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