日産車 簡単ブレーキパット
点検交換方法!

簡易手法

過去記事を珍しく読み直して気がついたのですが、何度かブレーキパット関係(点検交換)をアップしてるのにも関わらず、 簡単点検交換方法をお知らせするのを忘れてましたので追加アップします。 失礼しました。
毎回、私はキャリパ−外してるようですが、実はこの簡易手法愛好者です。広く知られてはいますが、念のため。^^;

思うに日産系と言うかワンポットタイプはどれも同じ手法かも。。。

過去の類似記事

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簡単! 日産 TEANA/ ブレーキパッド交換


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左フロントキャリパーの場合

まずはジャッキUpしてからタイヤを外す

この14ミリボルトを緩めて抜く。 (左リアキャリパーは進行方向逆側)



ネジの頭が内側を向いてるので逆ネジ感覚で緩めます。

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キャリパーを手で「ひょい」と持ち上げる。







ご覧のとうり、ボルト一本引き抜くだけでプレーキパットは露出します。

残量確認はバッチリですね。

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さらにパットもこの状態で外せます。
外側は外側(内側は内側)にパットを引っ張れば簡単に外せます。






取り付けは元の位地に押し込むだけですが、新品パットを取り付ける場合は
ピストンを押し戻す必要がございます。

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つまりパットを交換するのに
キャリパーを外す必要なんか全くありません。

私はよくキャリパーを外してパットを交換してますが、作業のついでに各部を綺麗に洗浄し、 隅々までコーティングを行う為だけの理由からです。真っ赤に錆る日を少しでも遠ざけたいですからね。
この簡易方法だとキャリパー内側に手が入りにくい上、内側がよく見えないので丁寧なコーティングができません。 しかし、簡単な日常の掃除や点検はこのやり方で十分です。

最大のメリットは軽いトルクで緩む14ミリボルト一本を外せば
作業に入れる簡易性ですね。

ディーラーの多くもパットの点検や交換をする場合はこの簡易方法で作業されてると思いますよ。

対してキャリパーを外す場合は外すボルトが2本と倍増します。
僅か一本増えるだけですが、この2本のボルトは緩めるのに大トルクを要する19ミリボルトであり、狭い 作業スペースで外さなければならず面倒さは格段にUpします。

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作業の最後にお決まりのコーティング(軽め)をして作業完了!



2009.11.8
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