日産フーガ キャリパー洗浄!
フーガ下回りなんとかします。


2013年5月末期


  気分転換にフーガのホイールを交換しました。



元のホイールの光沢感も良かったけど、純正ホイールと言う事で車外品への交換は必須。

でした。


とは言え、予算捻出が厳しい情勢下では新規調達は無理。

幸い、先代ティアナのレイズ製ホイールを温存してましたので、転用する事にしました。

今現在使用中のタイヤを純正ホイールからレイズに差し替え、 ホイールを元に戻して終わるつもりでしたが、
どーしてもブレーキキャリバーの油汚れが気になった。


ホイールの隙間から見えるだけのキャリバーだけど、汚いと気になってしかたがない。


いつかやろうと思っていたが、手強そうなので、先送りしていた。





新車時から私の元にあったのなら、こんなにはならなかっただろう。

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ティアナ時代は新車時からマメにやってた。

関連記事

日産 TEANA 足回り洗浄!

ディスクブレーキローター錆落し!

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まぁー。普通はあまり見えないから気にならないだろうから、洗車時に洗わないのだろう。
でも、放置してると、グリースの飛散にタズトがこびりついて、すんなりとは落ちない事になってしまう。


そんなホイールの隙間から見える汚れをどうしても見逃せない。

そば屋で、もり蕎麦 を食べた後、前歯にノリを付けて歩いてる気分になってしまうのだ。

過ぎ去った過去はどうでもいーので、未来のためだけに無心になって、
洗浄と防汚コーティング作業を開始しました。


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タイヤを外し、さぁースタート。





   色々試した。


   最初は洗剤を泡立て、普通に入った。



せっかくなのでタイヤハウス内を洗浄しつつ、キャリパー攻略開始!、

スポンジでは予想どうり効かない。

タワシ系に切り替えても効果は薄い。

続いてケミカル系に頼ってCRCにキャリバー洗浄材等を逐次投入。

ダストは落ちたが、油脂固着系には歯が立たない。

恐らく新車時から蓄積を重ねた油脂分が、走行時の高温となったキャリバーに、
焼き付け塗装された感じで強力に付着していた。



これ以上の劇薬ケミカルはシールやブーツのゴム系パーツを炒めるので、キャリバーの分解を迫られる。


分解なんて、やってられないので、「汚れを浮かして落とす。」と言う手法を捨てた。



 切り替えた手法が、「削り落とす。」


泡立てた洗剤を絡ませ、爪楊枝でホジホジした。木製なのでキャリバーへの負担が最小限で、これはいーかも。と、作業に入ったが、落ちるには落ちるものの、途方もない時間がかかる事を瞬時に悟り、キャリバー1個の汚れを落としきる前に自分が墜ち る感じでした。



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で、新規に採用したアイテムが、金属ウールの新兵器「ボンスター」



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 金属対金属の摩擦となるので、キャリバー表面へのダメージの懸念から、禁じ手の感もあったが、膠着した現状を突破する為にも力攻めでいった。
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 これが結構な威力を発揮した。



 とは言え、こんなもんで根負けしたが、一応の妥協点には達した。とし、
水分を除去してガラス系のコーティング材を塗りたくった。



コーティング効果により、次回からは簡単な水洗いでも現状回復が容易になるだろう。

ついでにタイヤハウスを覗くと、タイヤの枠外に見えるアルミパーツも金属ウールで表面を研磨し、 アルミ地を露出させ、ガラス系コーティング材で表面を保護。こっちは満足の域だった。(外からはたいして見えないし…)



タイヤ装着



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タイヤ装着右側



タイヤ上部アルミ部品



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 今回の作業の副題としては 

各パット残量の目視確認 (交換時期の予想根拠検出)

ブレーキホースの劣化度確認

ディスクローターの磨耗度確認(研磨時期の予想根拠検出)

ブレーキホースの劣化、硬化度確認 

キャリパーピストンダストシール状態の目視確認 

など、平行実施




総合的にまだいけそう。タイヤも溝もしばらくは安心かな、、、、



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   リア側



リア側は近日予定しているショックダンパー交換の視察も兼ねた。 既に調達済みのダンパーをスムーズに取り付けための視察だったが、 先代のティアナと同じ構造で一安心。その瞬間が日産車だった。ね。(笑



参考関連記事

TEANAリア ショック ダンパー交換!

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のべ2日間で同様な妥協レベルまでタイヤハウス4本分仕上げた。

気がつくと総合計で5時間半もやっていたが、なんとか完了。



足回りの見えない部分も自分の車になってきた。


あー しんど…


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ホイール 純正の方がよかったですか?

フーガホイール

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2013.7.3

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