フーガ テールライト交換!
日産FUGAクリアテール


納車後、早くも2ヶ月が経過しました。



その納車1ヶ月位の時



  フーガのオールHID化やアマチュア無線取り付け、果ては丸ごとガラスコーティング施工等の作業に忙殺され、疲れが癒える間もなく1ヶ月は経過しました。

肉体の衰えを痛感し、「しばらくは何もせずに大人しく過ごそう。」なんて考えたのも束の間。

フーガを買うなんて思いもつかない時分から、「あれはカッコいいなぁー。」と、密かに思っていた日産オプションのブラックアウトクリアテールライトをどーしても欲しくなった。

フロントのライト関係は満足の域に達していたが、リア回りに不満があったのはクリアテールを取り付けてないからに違いない。との結論に達し、迷わず調達。

買ったからには取り付けなければならないが、フーガのリア回りをバラすのは未知の領域ですから、若干の不安を抱えつつも、同じ日産車のティアナと大差はないだろう。と、 楽観モードに切り替えつつ作業開始。

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取説観覧など、全く下調べなしで作業に入り、難易度の高そうなメイン側から着工。



適当にトランクの内張りを取り除き、テールライト裏側を露出させて驚いた。



ボルトが全く見当たらない。

本体の裏を見てみたが、ボルトはない。 がボルトを通す穴らしき構造が見えただけ。




どーやって外すんだ,,,,,?


しばし考えこむがさっぱりわからない。

そこでウィンカーバルブの交換する方法すら見当たらない点に着目。

テールライトを外すどころかバルブ交換すらできないのは「明らかにおかしい。」

トランク内側からテールを外す作業とは別の方法が、何かあるに違いない。と推察。

ウィンカーバルブの交換方法ならフーガの取り扱い説明書に書いてあるのではなかろうか?


と、素朴な疑問を直ちに解消するべく取り扱い説明書を開いてみたらあった。^^;

テールライトを外し、裏側の丸いフタを緩めて中のバルブを入れ替えるとの事。

そもそもテールライトを外す方法を探してた訳で、そんなに簡単に外せるのか?と読みあさると、いとも簡単だった。


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下のテール横の黒いカバーを外す。
中央部を押し込み、浮いた端を引っ張ると取れちゃいます。


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するとボルト2つが見えるのでそれを緩めて抜いちゃいます。



そしてボルト側を浮かして手前に引けば、ぼこっと外れて拍子抜け。





注意点としてはトランク内から見えるコネクターを抜いておく必要がある事。つまりトランク内の内張りは予め外す必要がある訳で、最初にやった作業は無駄ではなかったから、少し救われた気分でした。

 逆の手順で取りつけ



 いー感じ。BR>


 左右のメインテールを簡単交換完了! 



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その勢いでトランク蓋部分にあるフイニッシャーランプの取り外しに移行します。これは簡単だとの思いから後回しにしてましたが、予想に反して鬼門だった。

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画像のプラネジをはずします。



内側内装カバーを取り払います。





裏側から見てボルトがない事には最早おどろかないが、裏側のパネルとナンバー側のパネルは別物でそれらパネルとパネルの間に内側からもフイニッシャーランプは固定されている事を究明。

画像の2箇所意外に、、、、、



そしてナンバー側のパネルを外さないと、フイニッシャーランプは外せない。

当初は内側からボルトを緩め、外側にスライドさせて外せると楽観視していたが、おお間違い。

て、事でナンバー側パネルを外す方法を相当な時間を費やして探りました。

表面から外すのではなく、トランク内部側からの作業が中心であるとの仮説から、
目を皿のようにして取り付けネジを捜索。



ナット数本を確認。



全てを解除。 (確か9か10個)

他にプラスチック製のビスを無数に確認。

これらプラネジはナンバー側パネルに固定されており、担当固定部位を浮かすタイミングで個別に内側からラジオベンチで縮めて引き抜くタイプと断定。

ティアナでも似たような仕様のプラネジが何本かあったが、今回はその種類に驚き、数にも驚いた。

つまり扱う規模が大きい。

つか、、、ここまで必要なのか? 純粋な疑問が生じました。



探ってる内に気絶しそうになる程、一番厄介だったのが、ナンバー側パネルを外す為にはナンバーを固定しているネジを外す構造だと認識した瞬間。



ボルトを外すのは苦にならないが、外す為にはナンバーの封印を外す必要がある事。


そして復元の暁には再封印の必要に迫られる点である。


つまり、自動車検査事務所(車検場)に必ず行かなければならない。
(上記の点から検査事務所構内での作業を推奨)

全てのナットを外し、ナンバー側パネルの引き離しに着工。

隙間に工具を入れ、未発見の取り付けネジネジの存在に警戒しながら加圧して浮かせていきます。

途中で「パキッ」とか、「ポキッ」とならないよう慎重に。

少し浮かすとエッジ部には予想どおり両面テープを確認。隙間からカッターナイフで切断していき、パネルをどんどん浮かせていき、プラネジ部位の引き離しにかかった時点で、個別にトランク内部側からプラネジを縮めてフリーにしていきパネルをどんどんトランク蓋から引き離していきました。

最終的に分離成功。

 ナンバー側パネル外側 



 パネル内側 (ネジ類配置状況)

フイニッシャーランプはネジ止めされてました。2つは金属ネジで1つはプラネジの都合3点固定 ↓のピンク矢印。
黄色矢印はプラネジ。緑矢印はナット取り付け部分



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その他のプラピン 最後に外す部分。つまり取り付け時には最初



アップ画像



分離後にやっとフィニッシャーランプを取り外せます。



 新旧比較



ブラックアウトテールのフィニッシャーランプを新たに固定。

穴にバックランプを通すだけの代物なんですがね。
ちなみに2つで5000円のLEDを採用してます。



 換装完了  



逆の手順でパネルを復元。

プラネジはパンパンと叩き入れていく感じ。(軽目)



ナンバーを取り付け、再封印(手数料70円。申請時に車検証必要。東京)で、
ブラックアウトクリアテールランプ 取り付け作業は完全完了。



いやー。リアビューが引き締まったー。      気がする。



いー感じ。

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 後記 

しかし、フーガ


作りがいー。

ライトとフォグの電装強化時にインナーカバーを外した作業時にも感じましたか、本当によく作り込まれてる。
一方、整備性が悪いとも言える。
ただ。日産車だけではないだろうが、メーカーの入れ込み具合は車体新車価格に比例するんだ。と改めて感じてます。


当たり前かもしれないが…

ネジ類の数は必要以上の気がしないまま作業を終えたテールランプ交換でした。(汗


夜だとノーマルとの区別が難しい。  うーん。
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2013.6.10

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