日産ティアナ バッテリー交換!
GSバッテリー編

異常と言われた今年の猛暑も一週間で最高気温が半分以下まで下がったりするものですから、 すっかり忘れかけてる今日この頃でございます。

今、先日までを振り返っても本当に暑かった…。

 24時間自宅のエアコンを稼働させる日々なんてのは過去に体験した事はなかった。
制御不能のどえらい気候変動が起こり始めてるに違いない。とは思いつつも決してエアコンを切る事なく、 テレビで流れるその日のニュースをただ聞きながらパソコンを稼働させては電力消費についての負い目を微塵も感じる事なく 当サイトも含めた色々な入力業務に追われておりました。

 つまり家の中に居る間は暑さなんて問題ではなかった。
問題を問題と感じさせなかったそれらの家電とは実にありがたい存在です。 温暖化問題の元凶の一翼を担ってる過度な電力消費の側面がある事を思い出すのは今の時期だけなのかもしれない。
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 さて、そんな猛暑続きだったこの夏を反映してか、 ここにきてご同業衆からバッテリートラブルの情報の入電が後を絶たない。

夜間勤務でも猛暑期間中は連日フルエアコン稼働で車のバッテリーには相当な負担をかけてしまった結果、 急激な気温の低下にバッテリーは対応できなくなったのかもしれない。
気温の低下に比例し、バッテリーの科学反応能力が著しく低下。 一日放置する程度でもエンジンを起動させる事ができる電力の保持が困難となったのだろう。

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猛暑が過ぎ去った途端に周辺からバッテリー不調の話が聞かされ始めた2日目

ライトのHID化や室内灯のLED化などの消エネ電力対策ができてないからだな。と、他人ごとのように思ってましたら、 バッテリー購入二年半目の先日、遂にマイティアナも力尽きた。(苦笑)

普通に定期オイル交換に行く為にセルスターターをスタートした所、

キュルキュルの「キュ」どころか、プスンとも言わない。

ここまで一気に電圧が低下するものだろうか?

ダメになる時は一気にダメになると言う一説を過去に聞かされてはいたものの、 にわかには信じらんない。とりあえず定期オイル交換を先送りにし、バッテリーを外し,室内に運び入れて電圧を測定してみました。

すると、ない。

始動時に必要な12ボルトが。。。。

そのまま充電作業に移行し、フル充電完了後にティアナへ再搭載し、エンジンスタート。
キュル ウーンと、元気な始動に成功。

「やったぁー!」

あまりに日常的な出来事にも関わらず、異常な達成感を感じるも、すぐに選択に迫られます。

2択

A案
この足でバッテリーを交換しに行く。

B案
しばらく様子を見つつ、適切なバッテリーを調達する。

A案がもっとも適切な処置とは重々承知はするものの、現在わたしの目の前にあるティアナのエンジンは起動している。これ以上なにを望もう。 一回エンジンを切ってから家に戻ってバッテリー購入店舗やバッテリーの性能や価格等を調べてから考えよう。と、 いつでもA案の発動可能な体勢をキープしつつ、とりあえず調べる事に。

つまりB案を採択。

先ずは自宅周辺の取り扱い店に電話し、値段とアフターフォローをリサーチし、幅広い相場を把握。 さらにヤフオクで検索しまくりました。
そして品種の多さに圧倒されましたが、店頭販売と比べてはめちゃくちゃ安く感じつつも、日本メーカー製以外は排除。それでも安い。 で、消耗電気製品なだけにアフターフォローを調べて実効性を評価等から検証。 「こりゃあーヤフオクでもいーんじゃないのか?」と思える出品物を2、3点抽出。

ただ。。。。。。

これらを落札してから届くのを待ってる時間なんて果たしてあるのだろうか?

フル充電したものの、商品が届く数日間を持ちこたえる事は可能なのか?

基本的にエンジンスタートさえすればオルタネーターが充電を続けるので走行中にバッテリー不調が原因でエンジンが停止する事はありえないが。。。。

うーん。。。^^;

と、時間だけ流れる間 どーしていーか分からない病に。。。。。(笑)

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その日はダラダラと何も手を打つ事ないまま出庫時間が迫りました。

よし、エンジンが起動しなかったなら今日は運休。

起動した場合、業務展開しつつ検討を継続しよう。

と、何も話が進まないまま都心へ進出し、業務展開!

普通に仕事できました。 (-.-;)

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まさか奇跡的にバッテリーに自然治癒力が芽生え、恒久的に交換不要のバッテリーに進化したのかもしれない。と、 楽観論を空想しながら帰庫します。

普通に昼過ぎまで寝て、バッテリーの懸案を保留にしたまま前日延期した定期オイル交換に行こうとセルスターターを回そうとした所、

キュルキュルの「キュ」どころか、プスンとも言わない。

な。。なんにも変わっちゃあいない。。。。。。
完全にふりだしに戻ってました。 (-.-;)

もう、小手先対処法の充電は行わず、バッテリーチャージャーを繋いでエンジンを強制起動させたその足で、 定期オイル交換でいつも利用してるスタンドへ直行。

「副店長!オイル交換をお願いします。ついでにバッテリーのチェックをお願いします。」と、違和感なくスポット客を演出。

副店長。 直ぐに診断結果の用紙を持ってニコニコしながらやってきた。

^_^ ) すぐ交換して下さい。と、鬼の首を取ったような表情で印字された用紙を見せつけるのだった。

「え、さっきエンジンかかってここまで乗って来れたのに変えなきゃあダメかな?今直ぐに?結果を見る限りは交換だけど、日付がめちゃくちゃだよ。このバッテリーチェッカー壊れてない?  これって定型文が印字されてるのでは? まぁ〜副店長さんがどうしても勧めるなら断れないけどどうなの?ディーラーより安いの?」と聞いた所、

「4万円の機械で測定してますよぉー。」 (/・_・\)

と意味不明な言動を発しつつ、ディーラーの75D値引き価格で言ってきた。
「私のは55Dだからその値段はちと高いよ。ディーラーの75Dと同じだよ。」と、優しく一言添えると「ウチのは保証が三年叉は10万キロまでと長いですからね〜。」と、おっしゃりつつも片手には届かないが、ガツンと引いてきた。 この時点で購入は決意。

ただ、一点ひっかかりました。

保証ったって普通のバッテリーだと、タクシーとハイヤーは適用除外と保証書には記載されてるはず。。。。。。

副店長がそれを知らないとは思えないが、それは失投だよ。 まさか転勤かぁー。雪国へ。
いや。。。VIP待遇に違いない。

とか思いつつ御厚意なんで固めます。

「え〜。保証まで付けて頂けるんですかぁ〜。さすが副店長〜。じゃあオイル交換と合わせてバッテリー交換もお願いします〜。」 と、オーダーして一件落着。

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バッテリー
これからの二年間に発生するバッテリー代とは比較にならない性能維持費の支出を思えば消耗部品のバッテリー代なんてどーって事はありません。 それなのに症状発生から交換までの無駄なあがきは我ながら見苦しかった。
必ず交換しなければいけないのに問題を感じなくなった時点で何も行動しなくなった。
 世間にはこんな人間ばかりだから来年の夏も連日猛暑の日々が続くとしても、交換したバッテリーは2年位は持ちこたえてくれる事でしょう。 願わくば無線車の使用限度となるこれからの二年半をなんとか耐え忍んでほしい。

2010.9.30

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