日産ティアナ ブレーキ鳴き調整!



鳴くな。なくな。泣くな。


3ヶ月毎の法定3ヶ月点検丸投げ目前

リアブレーキ周辺からキーキー鳴き声がするのでパッド残量確認も兼ねて処置を講ずる事に致しました。
しっかしマイティアナのリアブレーキはよく鳴きます。手入れしてから頑張って半年周期でしょうか?
鳴き止めグリスが流れるからか大雨が重なったり、手入れが雑だと3ヶ月位でキーキーと鳴いてくれてます。
ティアナと黒ラブ
特徴としてはズコっとしっかり踏めば鳴かないのにフワッとソフトに踏むとき に限ってキーキーと鳴いてくれてます。

つまり一番音を出したくない旅客輸送中のソフトブレーキング時に集中する事となりますので、快適輸送空間を日々追求する 私と致しましては適切に対処致しなければなりません。
新車から10万キロまではディーラーに行く都度無償で処置をお願いしておりましたが、補償外である10万キロを超えてからは 私自身が執行する恒例作業になってしまいました。
過去に何度もネタにしているパッド交換作業と重なればグリスアップだけのオマケ仕事なのでなんて事はありませんが、 鳴き対策だけの作業となると正直言って面倒くさいのが本音です。
※ ブレーキ関係ネタは多いので当ページはコンテンツ「ひとりごと」に分類

しかし、ブレーキを踏む都度、キーキーとノイズを奏でてられないのが旅客輸送を使命とする営業車ですので面倒くさいとは 思いつつもジャスミンの香りが漂う中、粛々とジャッキアップしている自分がおりました。

ジャスミン画像
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ふう〜。っと一息ついて気がついたらいつもの状態に。。。


取り外しや取り付け方法は過去ページのティアナ 簡単ブレーキパット点検交換方法! を参照
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パッド残量が十分な事を確認しつつ、タイヤハウス内を洗浄し、



パッドを外してから



↑ コーティング材を噴射。

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パッドは洗浄材入りVipエリアに移動させ、入念に古い鳴き止めグリスや
古いグリスに付着したパッドダストを除去


CRCでえ仕上げて一応、こんなもんか…
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グリスアップ



今回は薄膜仕様にしてみました。

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復元











これで鳴かなくなるからやめられない。
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パッド面の面取り作業も加えればさらに効果は長続きするのかもしれませんが、ノンハウがないので鳴き止めグリスだけでなき癖のあるブレーキを抑えてます。(-.-;)

なきと言えば最近泣ける話が。。。。。

(付録) 口蹄疫の驚異のメカニズム

泣ける話。
それは宮崎県で猛威を振るう口蹄疫

「こ・う・て・い・え・き?」

と、当初テレビで聞いて、「ユンケル黄帝液」なんて連想してしまったものの、誰にも語らなかった事を 心から正解だったと思いつつ今日に至っておりますが、この口蹄疫はシャレにならない。
昨夜のニュースによれば二十数万頭の牛や豚の家畜達が殺処分される運びとなるらしく、畜産事業者や地元経済に 深刻な被害をもたらすのは必至の情勢です。
 我が家のクロちゃんそっくりの罪なき黒い牛達が殺処分されて埋められるのだと思いながらテレビを見てますと泣けてきます。
一零細事業者の当方ではございますが、当事者さまの泣くに泣けない心境は察するに余りありまして心から同情を禁じ得ない ところでございます。 そして殺処分される家畜達には食べてあげる事ができなかった事に対して申し訳ない想いで一杯です。

殺処分される家畜達
テレビ報道を見ると一見、可哀相に見えますが、発病しなかったにせよ、乳牛以外はいずれ食肉処理場で精肉化処理される運命でした。

つまり、どの道「人の手で殺される運命だった。」

「なーんだそうかぁー」なんて決して思わないが、殺処分と食肉処理とでは雲泥の差です。 殺処分なんて殺される為にだけ生まれてきたようなものでそのような命があろうはずがないし、 その為に誰も家畜を育てたりはしない。
食べられる事が家畜の本懐とまでは言わないまでも人様に食される為に育てられてる訳で、 また家畜を育てる事で人々は産業を興す事ができる。 そして家畜達は「人間が育てないと自然界では生きてはいけない。」 ある種、生花産業に似ている感もありますが、人間が長い歴史の中で見出した見事な迄にバランス感覚が保たれた 相互利害関係の一致の上での畜産産業構造を「口蹄疫」は僅かな時間で破壊した。

この口蹄疫
テレビで学習しましたが、驚異的に凄い!
「何が?」って移動メカニズムです。
媒体の家畜の体内で増殖を続ける訳ですが、次なる媒体を求めんが為に手足の先端に水泡を作り、その水泡の中にウイルスは結集。 少しでも歩こうものなら手足の先端だけに水泡は簡単に破れウイルスは路面や大気中に拡散。さらなる媒体を求めて移動 をくり返すと言うものらしい。
歩けば破ける手足の先端部に水泡をこしらえる発想には驚くだけですが、自然にインプットされたメカニズムって言うのだから正に驚異の メカニズムです。

 先日できたばかりの即席政権に歴史ある畜産産業構造を瞬時に破壊した驚異のメカニズムに対抗できるのかは 疑問ではありますが、まがいなりにも政権です。ウィルスに負けない位の敏速な効果有る実行力発揮に期待せざるを得ません。

一消費者である私としては口蹄疫騒動の早期終息を願うと同時に家畜と生産者の双方に対して感謝の気持ちを 日々忘れてはならないのだと改めて思います。
そして命あるものを殺して己の命を喰い繋いでいる人間の「食べ残す」と言う行為も 「殺処分」と言う行為となんら変わらない非道な行いであると言う事を。。。。。

食べ残しが横行する現代社会を考えますと心の中から「キーキー」泣き声がする想いです。

2010.5.21
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