簡単!ピュアトロン(空気清浄器)性能回復作業
日産:オプショナルパーツ/プラズマクラスターイオン ピュアトロン

2007年も終わろうとしております。年内頑張ってくれたティアナに対して感謝の念を抱きつつ、 12月第2週のとある日に集中的に手入れしまた。

作業内容。

本年最後の攻勢に備えるべく綺麗に洗車し、下地処理後、ボディーをガラスコーティングし、ピュアトロン(空気清浄器)性能回復作業の以上2点を重点的に作業致しました。 作業時間は概ね6時間程です。         


コーティングの前段階で下地処理を行いますが、その過程で劣化したステッカー類(共済指定、支部、無線番組等)を 全て張り替えも行ってます。いくらボディーを綺麗にしてもこのシールが類が美しくないと全体から受ける イメージはよくありませんね。この張り替え作業の効果もあり、外観は完璧に仕上げました。


劣化した交通共済ステッカー 1年間紫外線を浴び続けると、このようにひび割れてきます。

 


熱湯をぶっかけながら剥いでいきます。



交通共済シールなし状態。さっぱりした印象です。


新品ステッカー類(光沢が違います)

コーティング並びにステッカー張り替え完了!



この日は車内空間の向上にも着手致しました。先月はハブ交換を行い、ハブ不良に伴う走行ノイズをカットし、 静かな車内空間を回復しておりますが、今回は車内空調環境の回復です。
数日前よりティアナの空調ピュアトロンのフィルターお掃除交換お知らせランプが点灯から点滅に変わってますので、 催促された形でエレメント交換並びにフィルター回りの清掃を実施致しました。

ピュアトロン(空気清浄器)性能回復作業


この作業は簡単ですが、ディーラーでの工賃は結構なお値段です。 お金より工場まで乗って行く手間と作業を待つ退屈な時間が面倒なので迷わず自分でやってしまってます。 基本的にはエレメント交換となりますが、実際にはエレメント以外の掃除が面倒であり、作業の大半はこの清掃作業に追われます。



グローブボックスを外します。(ネジ6個)


するとピュアトロン本体が見えますのでエアピュリファイヤー(以後フィルター)出し入れ口からフィルターを引き抜くだけです。

引き抜きながらコネクターを外すと完全にフリーとなり引き抜けます。



このフィルターは所謂エレメントと呼ばれる交換部とマイナスイオンを発生させるエアピュリファイヤー機能部分の二段構成されており、 交換部は外して入れ換えるだけですが機能部は再利用可能なので洗浄します。相当汚れてます。


使い捨てのエレメントを外し、残った樹脂並びに金属部品(再利用部)を
中性洗剤の入った温液体に浸けて数十分放置。


電圧線に最新の注意を払いながらウエス等で擦って汚れを落とします。


今回も思いましたが、吸気側の汚れが凄いです。真っ黒であり、明らかに 排気ガスによる大気汚染でフィルター各部は汚れてました。洗剤に浸けただけでは落ちません。車内はフィルターの懸命な働きに よりこの汚染物質の侵入を防いでおりますが、都内の大気は腐ってると改めて感じた次第です。


水で濯ぎながら洗剤を落とし、水分を乾燥させたら クリーニング完了です。 整備マニュアルには水分はエアで吹く。とありましたが当方は持ち合わせてないのでドライヤーで乾燥させました。

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乾燥したら新しいエレメントを取り付けユニットごとピュアトロン本体差し込み口に
差し戻して蓋をすれば完成です。


完了後はコントロールユニットのリセットボタンを長押しすればフィルターお掃除交換お知らせランプは「点滅」から正常な状態である 「点灯」状態に戻ります。ユニットは下画像左のドライバーで緩めてるネジで固定されてますので本体を取り外し、リセット穴に爪楊枝を差し入れ、 長押しでリセットしました。

下の画像右側の緑のランプが「フィルターお掃除交換お知らせランプ」

  

あとは全て元どうりに復元すれば作業は修了します。


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付録

この日は年末攻勢に備える意味でも、車体をピカピカにし、さらに空調の性能を回復させ万全の体勢で定刻出撃致しました。
しかし、数時間後には千葉県某所を走行中、後方より来襲した特攻機に追突されて年末攻勢初日は中断を余儀なくされます。

リアバンパーにリアスポイラーさらにトランクの交換は必至です。なんの為に下地処理をし、ガラスコーティングまでしたのか分かりません。磨きあげた時間と手間と支出分は完全に無駄でしたね。「一進一退」どころか「一歩進んで二歩戻る」状態です。 人生なかなか思いどうりに運びませんが、如何なる状況になろうともその場からまた前に進むだけでございます。

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左画像のバンパーですが、ダミー部はキズ程度に見えますが、中身の本体はトランクを底から押し上げる程凹んでます。

  

2007.12.23

       



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