TEANA プラグ交換

 
たかがプラグ交換と言われた時代は過去の話で、V型エンジン主流の現在では大変です。ティアナのプラグ交換も 例外ではなく、体調や天候が良くないとやる気になれない面倒な作業です。



事前にプラグ周辺図を某TEANAサイトのBBS経由で入手できたのは幸運でした。反面、図面を見て面倒だと改めて 確認し、引いたのも事実です。



とは言ってもプラグ交換の為、昼間に車を工場へ動かすのはもっと面倒なので、手探りでの作業開始します。交換部品。 インテークガスケット。プラグ6本。ガスケットは新品で1800円位です。


インテークのガスケット



プラグは中古品をヤフーオークションで 入手しました。前後のブレーキパットのセットのオマケみたいな感じで付いてきました。「新車ハズシ」とヤフオク 商品説明にはありましたが、真実かの確認は取れませんが、パッドは沢山残ってますので本当だと信じてますし、 ブラグも見た感じでは、まだ使えそうなので、ありがたく6万キロは使用させて頂きます。落札価格はパッドとブラグのセットで 1000円でした。新車なのにパッドやプラグをわざわざ交換するお金持ちに感謝しつつ作業を開始します。



プラグ交換作業


作業日 2007.3.18


ボンネットを開き、手前3気筒(左バンク)は露出している分、物凄く簡単ですが、奥の3気筒(右バンク)が 面倒です。この3発はインテークマニーホールドコレクター(以下インテーク)を外さなければ取り外せません。 まずエンジンの上にある樹脂のカバーを外します。


インテーク




すると右バンクヘッド部に覆い被さるインテークの全貌が確認でき、プラグ交換にはこのパーツを 外さなければならない事が理解できます。さらにエアクリーナーやエアフロ等の 吸入通気ラインも邪魔な事がわかりますのでそれらを取り外します。


ここからインテーク外しに取り掛かります。外すには進行方向前後の見える範囲のインテーク取り付けボルトとナット類の全て とホース類やコネクター類を外します。(明細は冒頭の図面を参照願います)ホースはタイラップ固定カ所があるので、 タイラッップの予備は用意したほうがよいです。あと、ホースの1本は冷却液の通路ですので引き抜き時には注意が 必要です。


それらを外し、インテークを手でコツンとやるとズルッとなりますので、そのまま左右に動かし、これ以上動かすのに 何か干渉してるパーツがないか等確認し、問題がなければプラグを外せるスペース分ずらします。3発を同時に外せる 作業スペースは必要なく、1気筒できる範囲で十分です。1気筒分の交換が終われば少しずらして別の2気筒目に取り 掛かる感じです。工具が入るスペースを確保できればやっとプラグが取り外せます。

12万キロ走行日産純正白金プラグ。



メーカーでは10万キロ交換としておりますので2万キロ程、超過使用した事となります。 画像では分かりにくいですが、今回取り付けたプラグと比較すると電極先端部が溶けてなくなりつつある事が 分かりました。


プラグ取り外し状態。





プラグ取り付け状態。



かなり奥にプラグねじ込み部はありますが、ガイドのような物があるのでスーッと入り、ななめに差し込む心配はないか と思います。


3発の交換が完了したらインテークを元どうりに組み付けますが、その前にあらかじめ用意しておいた、ガスケットに 交換します。



これは再利用できないそうです。新旧の比較をしましたが、新しいのはふっくらしてたのに対し、 古いのはペッタンコで、あきらかに二度と使えそうにありませんでした。プラグはケチり?ましたが、ガスケットは 新品で正解だったと思います。


ガスケットを取り付け、インテークを元どうりに組戻せば作業は完了となります。





感想

右バンク3気筒は大変でした。(汗)


エンジン起動させましたが、ほとんど違いはありません。それより、今回エアクリーナーの汚れが酷い事に気付きました。 早急に作業しなければなりません。


昼間にせっかくボンネットを開いたついでにサッとケミカルで拭いと きましたが違いがわかりますでしょうか?

作業開始時



作業終了後




 

07.3.21

  


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