無線配車本数 減! 

先日の台風はかなりの雨量でピーク時はどしゃ降りでした。 それでも大きな事故の話を聞き及ばなかった事は幸いでございます。中途半端な雨よりは「どしゃ降り」の方が皆さん警戒されるのかもしれません。 そんなどしゃ降りの日。
短時間で次から次にと無線配車を受けれて大忙しでした。昨今では集中豪雨の日以外は考えられない程の勢いで、 配車回数を目的とされてる方は楽しまれたかもしれません。 そんな私も盛り場巡りができて楽しい夜でした。 盛り場で完了するとその盛り場で配車され、そしてまた他の盛り場へ。そしてまた配車…。と言う盛り場巡礼ツアーを体験できました。(苦笑)
周囲の方に笑って頂けた事がなによりです。 そんな夢のような1日は置いといて気になる記事を発見。

交通新聞によると…

都内個タク有力2団体の無線配車本数が前年同月比でまたもや「減」

東個協の場合、遂に20数カ月連続減を不本意ながら達成!しかも先月の8月は27%の減少だから尚更凄いです。 8月と言えばゲリラ豪雨に代表される雨の多い月でした。被害にあわれた方には申し訳ありませんが、雷雨の日は体感的に配車本数が多かったです。 (晴れればさっぱりですが…苦笑) にも関わらず27%の減少ですから私のショックは計りしれません。

ちなみに戦地の軍隊が27%も人員を失うと戦闘継続能力の欠如と見なされ、壊滅扱いとなります。例 北方軍第4師団 損害人員27%=第4師団壊滅 (損害人員ほぼ100が玉砕)

今回の結果。
ゲリラ豪雨を援軍に迎い入れての壊滅ですからかなりの危機感を覚えました。が、現状を真摯に受け止め本部主導の元、さらなる努力を日々積み重ねて参りたい所でございます。

交通新聞

※ 配車総数は東個協(でんでん)が日個連(ちょうちん)を圧倒!
しかし、興味深い事に無線車1台あたりで見れば互角です。


と言った想いとは裏腹に↑の新聞記事の中に目を疑う記述が…。
それは個タク業界某関係者のコメント 「特効薬がない」
このコメントは凄い。 個人のブログやホームページの独り言の場で業界の末端が語るにはなんら問題ありませんが、業界No.1紙にです。 コメントが載るからにはこのお言葉を発せられた方は相応の立場の方であり、そんな立派な偉い方が厳しい状況で弱音を吐きたくなる心境は理解できるものの「特効薬がない」と簡単に言い放ってよろしいものなのか…。

世間様に「私には施策など何も思いつかないし、考える想像力も意欲もございません」と胸を張って公言してると受け取られるかもしれません。
特効薬頼みの正に末期的状態で神風頼りか?と、完全に諦めモードな印象では個タク志願者減少にも繋がりかねないマイナスなイメージしか伝わらない気がしております。



第一、この世に既製品の特効薬などあるものなのか?


今までどんな方策を論じ、その実行の為に何をどれだけ行動に移してきたのか?特効薬とはそれら細かい作業の積み重ねで自ら作り出すものであり、バイアグラを買う感覚で手に入れられる物とは違うのではないか? 疑問は尽きませんが、先日拝聴した我らのボスの意気込みとは極端にかけ離れたコメントではございました。 どうであれマイナス27%と言う数字が世間様から頂いた我が業界の評価でごさいます。 マイナス100の玉砕の日が訪れないよう立て直しは急務だとは思いますが、万策尽きたのが我が業界であり、正に「特効薬頼み」なのかもしれませんが、現状を踏まえ決して諦める事なく、なんとか前向きな業界運営を期待したいところでございます。



悲壮感漂う記事となりましたが、実際の営業はどうか。


私の場合、売上数値は落ち込むどころか前年同月比だと上回ってます。理由は勤務時間帯の変更や無線主体営業形態との決別。分かりやすい位の悲惨な状況が変な意味で切り換えるには幸いでした。 いかなる状況に陥ろうと人間は創意工夫と、「のりきろう」と言う意思さえあれば特効薬なんかに頼らなくてもどうにかなります。 昨日より今日。今日より明日です。少しでも何かプラスになれば確実に前進できると信じております。 でも、病の床につき、心肺停止のその瞬間の直前にはドクターに言ってみたいですね。 「特効薬ください…」と…。


08.9.25

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