タクシーには愛玩動物を乗せる亊はできますが、私はゲージに入れた状態なら可能と理解してます。
しかし愛玩動物ってなんでしょう。小さければワニでも愛玩動物でしょうし、一言に愛玩動物と言っても、
とても幅が広く、
もっと具体的な定義が欲しい気がします。ゲージといってもかなり大きなサイズの物もありますし、
本当にはっきりしませんが、ゲージに入らない犬とかは当然、乗車拒否対象となりますが、
特例として盲導犬の存在を忘れてはいけません。
タクシーは盲導犬を連れた方を乗車拒否する亊はできません。
なぜなら義務だからです。
しかし、実際にタクシーに盲導犬を乗せる亊はできるのでしょうか?
盲導犬は厳しい訓練を受けて社会に出ていますが、我々タクシー乗務員には対応する気構えや知識がないのでは
なかろうか。と素朴な疑問から実験する亊にしました。
07年5月11日。
某ディーラーに車を持ち込む用事があったので、我が家のクロを盲導犬役で連れて行く亊にします。
クロの移動はいつもは自家用車のワゴン(ティアナも半分自家用車ですが…)ですが、今回どう言う反応するかが
楽しみではあります。
ドア解放状態。
室内の広いティアナですが、助手席を最大限前に出してもこんなもんです。盲導犬の乗車位地はシートではなく、
足元と決められて訓練されてるそうですので足元のマット部分が盲導犬の乗車位地となります。
実際に乗せてみます。
「入れ」と言うと跳ねるように喜んで難無く入りましたが、う〜ん。狭そう。見てると可哀想になります。とっても…。
クロはラブラドールレトリバーですが、現役の盲導犬の多くも同じラブラドールですので、同様な感じだと思います。
走り出します。
とにかく暑そう。 「はーはー」「ゼーゼー」してますので、エアコン設定温度を20度にします。
狭いスペースが幸い?してか、カーブの遠心力で体はあまり振れません。が、急発進や急ハンドルは怖がるので
NGですね。外の景色を見たい為か座れ姿勢でしばらく姿勢維持していましたが、最終的には伏せ姿勢で
落ち着きました。
そして暇そう
運転してるのは私です。自家使用中ですので、もちろん普段着です。
人間で言う寝返りのできない状態のまま30分で目的地に着きます。ディラ−にTEANAを放り込み、ディラーから
歩いて20分位のクロの友だちであるコロの所に行って気分転換させました。
数時間後のディラーの電話でTEANAを引き取り、自宅まで戻ります。
帰りの車内はコロと遊んで疲れたのか寝ておりました。思うに狭い環境ですと寝ているのが一番楽だと思います。
盲導犬も車内では寝て過ごすように訓練されてるのかもしれませんね。
検証結果
1-乗せれる場所の確保が急務
助手席を前にだし、リクライニングは前に倒す。両方とも最大限だと思いました。
2-温度調整
車内温度を下げる。
犬は暑がりです。車内温度を下げるべきです。人間と違い、犬は発汗作用で体温を下げる生き物ではありません。
口からべロを出し、よだれをタラタラ垂らしますが、それが人間の汗にあたります。よだれを垂らすのは当たり前の
生理現象です。車内に垂らされるのが嫌なら車内温度を下げるしかないと思いました。
3-汚いと思わない事。
犬より遥かに車内を汚す人間が沢山いる事を考えますと綺麗な生き物です。
例 飲料水の飛散 嘔吐 脱糞 失禁 生インクの付いた衣類等
(体験ではありませんが全て実例あり)
訓練された盲導犬では全てあり得ません。
人間社会に貢献する盲導犬には頭が下がります。実際に盲導犬を連れた方に御乗車頂く事となった場合は、愛犬家の
私としては連れてる盲導犬に対して、何かおやつをあげたり撫でてやりたくなるかもしれません。しかし、それは
禁止行為だそうです。盲導犬には話し掛ける事も止めた方がよさそうです。
(中部盲導犬協会 盲導犬と暮らす社会/盲導犬とであったら 参照)
私が盲導犬に対して出来る事は「最良な環境を提供」するだけとなります。
財団法人 日本盲導犬協会 中部盲導犬協会 盲導犬とであったら
今回のディーラー進行ですが、フロントパット交換が目的でした。新車時から初の交換です。前日の定期点検で交換をすすめられましたが、自宅に予備がありましたし、定期点検のセット工賃で作業が出来るとの
事でしたので翌日、持ち込み作業をお願いする事にしました。
新しいパッド。とはいっても新品ではありません。1年位前に「新車外し」と称してヤフオクに出品されてた物を
競り落としました。価格は白金プラグ6本+パット前後の4セットで1000円でした。(私以外入札者なし)
新しいパッド
まだまだこれからと言った感じです。
外されたパッド
まだ使えそうですが、残り2ミリで交換だそうです。画像の状態で残り2.1ミリとなり、これ以上使うと突起の
センサー部がローターにあたってキーキー音が出るそうです。
取り付けられたパッド
グリスも塗られており、間違いなく取り付けられた事を目視確認。(一応)
これから10万キロ使える事を祈ります。