痛い目
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「調子こいてると痛い目にあう」 なんてよく耳にしますが、 先々日はまさにそれだった。 最近連載しているプチ日記 10月5日版 連日連夜フル稼動の怒涛の一週間だったとは言え、公開日記への投稿は些か調子こき過ぎた感があったので、その週明けの月曜日は嫌な予感がしてたものの、アンケートにある「行きたくない一般道」の上位クラスのオンパレードには参った。 勤労意欲は喪失しつつもなんとか営業を続行しておりました所、 この日再遠方の横浜(高速から離れた場所)へお客様お送り中、お得意より入電。 同じ時間で倍稼げる仕事を逃し、気がついたら第三京浜で敗走していた。 思えば朝から予兆はあった。 寝ついて2時間ほどしたタイミングで訪れた宅急便。 延々とインターホンを押す。なんで居る事がわかるのか? さらに一時的おきに二回の電話が入る。どれも大事な用件だったから仕方ないが、なんで今? みたいな感じでいた所、クロちゃんに起こされる。 クロは携帯の目覚まし音の後、私が起きないと起こしてくれる。 とても利口な犬だが、今回は着信音とアラーム音を聞き間違えたらしい。 誰にだって間違いはある。 極度に睡眠不足だったが、これで起きた。 クロちゃんの要請だからしかたない。 話を戻します。 ジャンボトラックだらけの深夜の環八を、流れに流されながらひたすら北上。 むしゃくしゃするから上井草の吉野家へ寄ってやけ食い(並と味噌汁。それから卵にお新香、サラダ3つ)して帰ろう。なんて考えていた。 食べると眠くなる私の性質上、基本的に個タク村周辺で食べて帰ります。 遠方で食べて眠くなり、居眠り運転防止策の仮眠をとったら空が明るくなってた。 なんて失敗が怖いからで、自宅で散歩を待つクロちゃんが帰還途上の仮眠を許しません。 そーこーしてる内、JR中央線の下を走るアンダーパスで工事渋滞にハマった。 ナビを見る事なく、他人任せで流されながらフーガを移動させてただけだったらしい。 その工事 アンダーパス頂上付近でやっていた。 一車線規制に加え、そこには信号がある。 したがってジャンボトラックは重力に逆らう坂道発進を余儀なくさるもんだから混んで当たりな上、 アンダーパスなだけに逃げ場がない。正に袋のネズミだ。 工事渋滞は珍しくないが、今回はむしょうに腹がたった。 抜け道は無尽蔵にあるにも関わらず、事前にナビを見る事なく罠に突っ込んだ 自分に対してだ。 が、後の祭り ひたすら待ち、抜けた所で吉野家行きをやめた。度重なるストレスからか胃の調子がどーも悪い。 個タク村のコンビニで、胃に優しいうどん(冷凍タイプのなべやきうどん)を買って帰る事にした。 個タク村周辺で最も接客評価の低いセブンイレブンはスルーし、いつものファミマへ するとお掃除中でワックスを塗った直後みたいだった。 お掃除業者さんが、「すいません。30分で乾燥します」 との事。 つまり30分待てますか? と、言っている。 普通は入れてくれそうだが、さすが対応が一流のお店だけに掃除も一流なのだろう。 「またきますー。」 と言い残し、1キロ先のファミマへ 難無く入店できたが、なんと、冷凍うどんのなべやきバージョンがない。 チャンポンとカレーうどんはあったが、ストレスに打ちのめされた胃には刺激が強い。と判断。 何も買わずに退店。 頭の中がうどんモードになっただけに「うどん」限定で検索したが、またコンビニに行って定番のなべやきバージョンがないと 精神的立て直しが不可能になるので、無難な選択をする。 さらに1キロ北上し、「なか卯」に行ってうどんを食べる事を発案。 冷凍うどんよりクオリティーは落ちるが、確実性を最優先してみた。 現着 お店に電気はついてたが、看板に準備中と張り紙をし、何やら作業をしていた。 「まさかっ」と不安になりつつも、思い切って聞いてみた? 営業されてますか? 看板職人 看板メニューの入れ替え作業だけなので、店内は大丈夫ですよ。紛らわしくてすいません。 との事。 まぁ 一瞬焦ったが、問題ない。 順調順調 と、店内へ 安堵感からか、少し体調がよくなったのだろう。 軽めにうどんだけのつもりが、カツカレーも合わせて注文する気になりつつ券売機へ行き、千円札投入するとまさかの展開が… 係員をお呼びください。 と券売機に表示されました。 恐らく 詰まった。 呼ぶったって深夜帯なだけに店員さんはお一人。 そのお一人の方は調理さるている。 店内を見渡すと、腹ペコのオッサンばかりが四名様ほど、料理が出てくるのを待っている。 その状況で料理を中断させて料理長を券売機まで呼び出す事は全てを敵に回すようなもんで、ひじょうに酷ではなかろうか? 考え抜いた挙げ句、料理が出揃うまで待つ事にした。自分さえ我慢すれば全て丸く収まる最も懸命な判断だろう。 で、お越し頂いて、事情説明し、入れたお金はいくらですか?と、聞かれた時に「一万円です」とは間違っても言わず、素直に「千円です」と申し出た。 少々お待ちください。 と、さらに待たされ、電話をしながら券売機のカギを持って再登場。 電話の先は恐らく本部サポート部門で遠慮しながら電話している。 電話の指示に従いながら解錠やらボタン操作を遠隔操作されている。 きっと振り込め詐欺もこうやってお年寄りをコントロールするのだろう。なんて思いながら眺めていた所、 どうにかこうにか詰まった千円札に到達。 意外な行動が… 電話しながら、後ろむきのまま千円札を私に渡す。 少々呆れた。 両手で渡せとまでは思わないが、せめて正面をむいて一言あって然るべきだろう。 注意は電話の先にあるようで、この作業事態が面倒くさい事は分かるが、 同じサービス業に身を置く者としては寂しい限りだった。 電話が忙しそうだし、黙って店を出た。 面倒くさそうに作られた料理ほど不味いものはないし、なにより殺生して得た素材が可哀想だ。 退店したものの、路頭に迷った。 しかし、食べるってなんて疲れるんだ。 車だからどこにでも行けるが、近隣は飽きた店ばかりだし、今日の流れで、 新たに出かける体力も気力もないし、これ以上どんだけ時間とガソリンを無駄にできるか? 自問自答しつつ、最終的に個タク村のセブンへ 一個だけあった 冷凍うどん なべやきバージョン ろくでもない1日と思っていましたが、 こう書いてみるとたいした事ない。 不思議と気分も安定するが、私の場合一度崩れると2日から3日は続くから不思議。 まぁー世の中いー事ばかりはありはしない。 |