交通違反で捕まらない方法
持論空論 都内版

昨今、やたら厳罰化が進む道路交通法。(以下道交法)
違反点数や反則金に罰金等、どれも右肩上がりです。「借金塗れの我が国の国庫に些少でも貢献したいんだ」と 言われる方は置いといて、全く関わりたくない私なりに、間違っても取り締まり対象とならない方法について少し整理してみました。

確実な方法としてまず、「違反をしない事」

当たり前ですが、絶対確実な割に難しく実践されてる方は少ない。
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多くは道交法に従わないわけでして、そのタイプは概ね3タイプ。

1 交通法規を知らない。叉は忘れてしまった交通違反は案外と多く、道路標識の意味を記憶せず、新しい道交法改訂等があっても興味を示さない 「情報遮断型タイプ」
交通法規を完全に記憶している人間の方が稀なのでしょうが、知らないでは済まされない交通法規を忘れ去らないように気をつけたい次第でございます。
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無知の「情報遮断型タイプ」に反して一番多いのが、「確信犯」

それは概ね2タイプ。

2-1 百も承知で違反を繰り返す 「確信常習タイプ」

2-2 流れに乗ってるが、その流れ自体が「違反状態だった」と言った具合の
  「無意識確信犯タイプ」

上記3タイプの内、自分がどのタイプだろうが何も考えずに走ってるといつかは取り締り対象となってしまう事は確実で、対応策を構築する必要に迫られます。
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まずは「違反をしない事」ですが、仮に違反をしたとしても取り締りをしている場所以外や取り締り対象となり得る 行為を目前でやらなければその対象とはなりません。つまり取り締り場所で違反行為を現認されないと捕まりません。

都内の一般道の場合、取り締りをやってる場所は定着しており、その予測は十分可能です。ほんと同じ場所叉は同じような場所で取り締りは繰り返し行われます。
選地設定は人員を配置する上での効率かつ生産性等の独自のノンハウで決められてるのでしょうが、同じ場所での取り締まりは大変分かりやすく、 当局の「温情」と勝手に理解しております。

 基本的に飲酒違反、駐車違反、スピード違反、通行区分違反(車線違反)、一時停止違反を主な柱として取り締ってます。飲酒と駐車違反は論外として、 スピード違反、車線違反、一時停止違反について整理します。
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スピード違反

「ここはスピードが出せるぞぉー」って場所でやってるもんだから対象となってしまった場合は相応の代償を支払わなければなりません。 取り締る側はネズミ捕り、一般パトカー(以下PC)叉は覆面PC、白バイとなります。

御存知のとうり、ネズミ捕りは前方から、他は後方から貴方さまの運転する車の速度計測を行いますが、各々の対策をさらっと並べます。
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前方警戒(ネズミ捕り対策)
基本的になんらかの速度測定装置が進行方向上の左側に見えるはずです。良心的な取り締りだとパイロンまで置いてくれてますので見分けがつきます。 また車列集団先頭さえ走らなければ捕まりません。
単騎でのレーダー速度測定器の待ち構えるエリアへの突入はかつて武田騎馬隊が織田方鉄砲隊へ突入した長篠特攻に等しく、正に自爆行為で「飛んで火に入る夏の虫」状態です。
先頭を走る場合は法定速度+許容範囲内の速度で走りましょう。
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後方警戒(一般PC、覆面PC、白バイ対策)
一般PC、白バイ
後方から規定の距離まで迫り、回転灯を点灯させながら一定距離(数秒)を追従し、速度測定後にサイレンを鳴らして停止を求めてきます。 白バイはその俊敏性を行かして猛烈な加速後、ミラーの死角に入って追従しようとしますのでワイドな後方警戒等、細心の注意が必要です。

とは言え車列集団先頭及び最後部を走らなければ捕まりません。車列集団最後部でも前車が至近距離ならその前車をターゲットにしますので、 取り締り車両に道を譲る事で回避できます。ネズミ捕り同様、単騎駆けで捕捉されたらお手上げですが、後方に気を配ってればまず大丈夫です。
私的には前方6、後方4の割り合いで警戒してれば大丈夫だと思います。
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覆面PC
一般PCと違い、違反が確認できた段階で回転灯とサイレンを同時に稼動させ、停止を求めてきます。 ミラーでの確認ができないので厄介です。

あまりに有利な覆面PC。
国民感情を考慮してか、覆面PCの取り締り実施要綱叉は内規(未確認)によると追い越した車しか取り締る事ができないとか。。。?

つまり覆面PCを追い抜いた車だけを追ってきます。仮説が本当だとしたら、絶えず車列から、覆面PCを探しながら追い抜いていけば大丈夫です。 屋根に回転等を隠してる装置があったり、 フルスモークや助手席ミラーとか、覆面PCの発見は比較的容易です。
見つけたら普通に走れば良いのです。ただ、立体交差とかの側道などに待機してる覆面PCが突如として本線に合流してから追従されると視覚での発見は困難です。 昔は体格の良い男二人組のヘルメット着装姿でしたからひじょうに分かりやすかったのですが、最近はノーヘルが多くなりました。今後は婦警とペアを組んだ 「カップル型」とかの出現もあるかもしれません。^^;   とにかく2人組は要注意です。
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スピード違反
前方と後方の視覚による警戒の実践だけでも取り締りに合う確率は相当低くなり、取り締りの回避ができてしまいます。 それでも取り締まりにあう事は「運が悪い」のではなく、「警戒力」が低いのです。 後方警戒の場合、自車のリアガラスがカラーガラスだと相かなり不利になる事は言うまでもありません。

高速道路
高速道路上でも殆ど同じですが、高速道路と言うリーチが長いポイントでは違反しそうな車を狙って数キロは遠方から観察してます。 狙ったターゲットがなかなか思いどうり動かない場合は「左側追い抜き」や意味もなく追いこし車線を走り続けた場合の「通行区分違反」等でも 停止を求めてきます。(追い抜き完了後は走行車線に戻らなければならない)


他にオービスなんかもありますが、あれは捕まえる事を目的とせず、強制的に速度を落させる為に設置していると解釈してます。 設置場所は速度がのった後の合流直前だったり、カーブ手前等、の危険な場所や病院等の騒音を抑制させたい施設の近くです。 安全性確保や騒音抑制の為に「どーやったらエンジン回転数を落とさせるか?」となったらオービス設置です。 それも自腹で高価なGPSレーダー探知機なんて買ってくれるもんだから当局にしては願ったり叶ったりの事でしょう。レーダー探知機で 速度制御させられている訳ですからね。。。。。

地元だと設置場所を覚えてますから多くの皆さんは素直に速度を落されてる事でしょう。 「速度危険」の看板設置よりよっぽど有力な機材と認識して間違いないと思います。私も含めて当局にコントロールされてる次第でございます。
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通行区分違反と一時停止違反

いずれも交差点付近です。

これだけでも分かりやすい。
はっきり言ってこれらで取り締まりにあう人の気持ちを私は理解できません。取り締りをされる多くの方々は隠れながらもある程度は見える場所で 貴方さまが違反するのを待っておられます。進行車線上か対向車線等で待機してます。

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↓ 下の画像は三宅坂交差点で通行区分違反車の到来を息を殺して待つ白バイ隊員さん。ここで見てても違反車が後を断たないから不思議だ。。。少しは安みたいだろうに。。。。。。^^;



多くはペアの警察官や白バイで、見落とされる事もあるかもしれませんが、それでも取り締まりにあってしまう注意散漫な方は捕まる事で目を覚まして頂きたい思いです。 通行区分違反や一時停止違反などの軽微な違反は一度散漫になるとなかなか修正がきかなくなります。そんな中、事故でも起こそうものなら過失割合に大きく影響します。 その前に目が覚める事ができれば御の字ではないでしょうか?

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交通違反取り締り回避方法

多くは目で確認できる事となり、やってそうな立地や条件や取り締り手法を把握すればんかなりの確率で回避できると思います。

さらに

□ 制限速度+許容量以上の速度で先頭を走らない。

□ 後続車が来たら道を譲る
後方から回転灯を点灯させてるPCや未確認の車が迫ってきた場合はすぐに道を譲りますが、PCでなくても急いでる車は先に行かせる。 その方が貴方さまの露払いを無償で務めてくれます。いわばシールドです。

違反さえしなければ捕まる事はありませんが、道交法完全遵守なんて可能なのだろうか?

また、「違反せずに走らせると交通の流れを遅くして皆が迷惑だから少し位はいーんだ」との根強い考え方も存在しますが、それもどうなのだろうか?

最近、大手運送会社さんの保有トラックは徹底して道交法を遵守しておりますが、 あそこまで徹底しなくてもよいとしても、急いで走ったところで抜き去った大手道交法遵守会社さんのトラックに信号待ちの都度、 追いつかれる事を考えますと、改めて以前に書いた「私の走行方法」で いーのかな? なんて思ってますし、前後を警戒しなくていーので疲れません。

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交通違反行為で殆どメリットなんかない事を徹底的に理解し、無意味な違反に興味が湧かないように 理論武装する事が一番の「交通違反で捕まらない方法」なのかもしれません。

日本は法治国家です。道交法がどうであれ国民は従うしかないのです。 違反取り締りに限らず交通事故に遭遇した場合も道交法を遵守した側の方が当然、有利ですから違反行為は相当なリスクを伴う事を強く認識したいところでございます。
2010.10.30
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