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みなさまゴールデンウイークを如何お過ごしでしたか? こちらは連日の空襲に頭を悩ませております。 雨の日を除いて大編隊で欠かさず襲来し、執拗かつ無慈悲な空爆を延々と繰り返す。 対空防御能力のない我が陣地に停車中の車両はことごとく撃破されるのである。 撃破された車両 被弾痕 自家用車をこの場所に1日置いといたら、 被弾量が尋常じゃないので、どーしよーもなくなり、 洗車の為に自宅車庫へ引き上げた。 その入れ替えで、 フーガをこのスペースに放り込んだ僅か2時間ほどでこの有様だから凄い! この密度も凄い。 正直、目を疑った。 まさにやりたい放題だ! 尋常じゃない惨事に見舞われるも、相手が鳥さんだけに対抗する術はないし、 正直、そんなに嫌でもない。 ただ、鳥糞は塗装面を痛めるし、なによりみっともないので、シクシク洗うしかない。 とは言え、最近のは近年比較にならないレベルの猛襲であるので、 要因を調べてみた。 すると 農地法に辿り着く。 車庫の隣接地にはサクランボ農園があるのだが、 よくよく見ると防鳥ネット上空部分を開放していて、鳥さん達の出入りが自由な状態だった。 昨年までは穴が開いてる程度でしたが、遂に開放型に移行した模様だ。 まさにサクランボバイキングで、サクランボ狩り(無料食べ放題プラン)を目的に鳥さんたちが 殺到しているのである。 「来るな。」と言うのは無理な話で、働かなくても食べれる訳だから、私が鳥でもそうするに違いない。 腹が裂ける寸前まで死ぬほど食べて、食後は我が陣地上空の電線で仲間と休憩。 その過程で「ポトンポトン」と落ちる。 と、言うメカニズムだ。 生きる為に食べ、排泄する。 自然の摂理の過程に我が家の車はさらされているに過ぎないが、 そもそも生産意欲のある農家の方なら作物を食べられてそのまま見過ごさない。 あらゆる策を講じるに違いない。 これは東京の農家特有の現象である。 生産意欲の旺盛な東京の農家の方も多くいらっしゃいますが、そうでない農家は少し違う。 そもそも農地として生産を目的としていない。 目的は 「節税」 である。 生産量の有無や黒字や赤字も関係なく、農地として存在してればいー訳で、節税効果を求めて土地を農地として維持させる。 そして相続の際に宅地として切り売り販売し、相続税を工面する。 だから 「3代で農家はなくなる」 と言われているが、農耕民族のわが国ではこんな手法で3代も継承できるのだから凄い。 巧みな税務管理だと言えるのではなかろうか? |
ハーフ放置農地 所謂、「なんちゃって農地」 (笑 とりあえず農地なので何かを育てるが、農業技術の殆どを忘れてるからか、半分は放置してる感が強い。 このサクランボ園は放置農地の開放型 実った作物を出荷する手間が省けるので、なかなか斬新なアイデアではなかろうか。 出荷予定は無いので、どうなろうが痛くも痒くもリスクもない。 正に夢の農業だ。 近隣の小鳥達を支えており、小鳥達のさえずる様子は私の心を和ませる。 管理された公園や農地とは一味違い、人の手のはいらない雑木林調の緑の景観は味わい深い。 思い起こせば、15年位前、小鳥達のさえずる様子にも魅力を感じて個タク村に流れ着いた。 無慈悲な空襲も果実の供給が止まれば収まるだろう。 時と私の手洗いで全てが解決する。 なんとか4代までがんばって欲しい。 ひとろごとに戻る |