いやいや
昨夜の21時過ぎに国会周辺に行って驚いた。
毎週、金曜日の国会周辺は反原発のデモが凄まじいのは承知しておりますが、
夜の20時には静かになってるのが通例
しかし…
昨夜は尋常じゃあなかった。
デモは時間制限があるのかと思ってたが、それも違うようだった。
特定秘密法案を廃案せよと主張する方々が、反原発主張組を飲み込んだ感じで溢れていた。
近年では突出した数の群集で、それらに対応する機動隊の数も見た事ない量だった。
メインの日比谷公園、国会の正面と裏手に主力が陣取ってたが、各々の主催者が異なるのは明らかで、 複数が存在し、各グループが持ち場で主張する。
一人の声は小さいが、群集となると凄まじいパワーだと感じた。
客観的に聞いてると、方々からの主張が付近にこだまし、騒然と言うほかなかった。
機動隊の指示に従い、日本人らしいデモの印象を受けた。
しかし、今宵のデモは代表がキャッチフレーズを叫び、続いて周辺がボソボソとキャッチフレーズを真似る形式上のデモとは明らかに違い、魂の叫びでには圧倒された。
また、ここまで必死になれる事があるのが羨ましい気にもなった。
外の喧騒に全く怯まく事なく、粛々と作業を進めて昨夜の２３時には可決させた政府には 国民の大多数から支持された誇りと有り余る自身を感じてしまうが、
現在のトップが、「鈍感力も必要だ」と言い放った師匠の鈍感力を超えているのは間違いないようだ。
その鈍感力をも超越するのがマスコミ報道
各局の報道は国会内のやり取りに終始し、外の報道は本当に控え目だったが、 総合的に勘案しての報道だったのかもしれない。
それは「敏感力」 と言う事なのだろう。
そんな秘密保護法成立した金曜日の夜
