新型無線機導入
東京でんでんむし限定話


来年度早々、現在の無線配車システムが廃止となり、新型無線機導入となる。

IP無線やスマホでの配車も協議されたが、従来のスカイツリーからの電波送受信システムのデジタル無線機で決着した。

私の周りだけでも様々な考えの方々がいらっしゃるが、無線が好きなご同業衆は。「前と同じ金額でも買う。」

と言う。中には 「いや無線を好きなだけやる為に個人タクシーになったのだから、百万円でもキャッシュで買う。」


( ̄○ ̄;)


なんて方が一人だけいたが、あれには驚いた。

私に言わせればヤツは病気だ。


あんたはどうなんだ?

と、聞かれそうなので、お答えしますが、
私なら80万までは出す。(96回払いの月賦なら(笑))


その一方

「次は買ってまでいらないよ。」
なんて方もいらっしゃる。


まぁー。無線配車本数の減少から理解できる 現実的なお考えだ。


装着率がほぼ100パーの大手法人タクシー各社と比率した場合、我々の業界の無線装着率は極端に低い。

3割にも満たないのが実態だ。多くは「無線なんかタダでもいらない」と言われる非無線の方々が、実は大勢を占めている。


携帯電話の普及により、ますます無線車が減少する傾向に歯止めは効かない情勢ではありますが、 個々の営業に問題ないなら致し方ない流れなのかもしれない。


その少数派の無線車の中だけでも様々な意見があるのだ。

しかし、、、、、

組織として減少に歯止めを効かす努力をしないとなると怠慢と言わざるを得ないが、 無線離れが広がりつつある中での機種変更は、無線車台数激減につながり、営業戦略的に打撃となる心配があったものの、
聞こえてくる移行プランによると、案外とストレスなく、すんなりいきそうな気配だ。



では、 どうなるか?

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新機種は「新潟通信機製」

液晶モニターが大きい感が否めないが、慣れるのかな? が率直な印象!

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次に価格面




現在の無線機は当初購入時に30万以上
ナビ付きだと50万近い金額だったと記憶しているが、新型無線機だとリース形態となる。


よって購入資金は0円(連動ナビや手元での操作スイッチ類はオプション/実費)らしい。


画期的だが、「どーリース料を取るんでしょっ?」と、なりますが、
名称までは記憶してないが、確かにリース料のようなものが存在する。


その金額は1年間で7千円


高いか安いかは置いといて、さらに月額500円を徴収する。

すると年間6千円となり、これに先程の7千円を加えると、

年間13000円が発生する費用となる。


現在、月額の無線賦課金は1620百円

年間だと2万近い金額だから、現状より数千円は支出が抑えられる事になるのだ。

リース料の名目はあるものの、結果的に新型無線機はタダ。

そして月々の賦課金も大幅に安くなる。と、考えて良いのではなかろうか?



さらに

取付費用が初回に限り、無料らしい。

現在の無線機を外す費用もタダらしので、ある日、車を持ち込めば新型無線機を取付て貰えるのだ。

無線を辞めようと考えてた方々も、外すのに金がかかるが、
 「タダなら積もうかな?」

なんて考えになるに違いない。また、非無線車の方で新たに無線を積もうかな?なんて方々が出てくる可能性もあり、
台数が限られてり中、足りなくなる心配があるかもしれない。




良い事ずくめではあるが、懸案もある。


車の代替えの都度、無線機の脱着の手間が発生するが、その時の費用が不透明。

初回はタダだが、タダより怖い物はない類かもしれない。

それでも魅力的な入れ換えができるので、そんな先の心配は置いといても良いかもしれない。


今回、本部は頑張った。と、言える。

新規、更新に限らずチケット契約で無線事業の有無は欠かせない。

絶対に外せない事業である。

「私は流し専門で無線なんか関係ない。」と言われる方もいらっしゃるが、流しでもチケットでの利用者様はいらっしゃる。
それが皆無になっても良いのであれば、私に無線は関係ない。と初めて言えるだろう。

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お申し込みはお早めに! 早い者勝ち。かも、、、、

2015.10.2
事実関係が異なる場合がありますので、念のため所属支部にお問い合わせくださいまし。

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