東京半端事情 |
今年もいよいよ御用納めだなと思いつつノーマルタイヤへ戻しました。 夏タイヤの温存とスタッドレスタイヤの溝が全然減ってないので使わないと「もったいない」と言う観点から、 丸1ヶ月間は履きっぱなしで過ごしましたが、今年のスタッドレス効果を発揮できたのは積雪のあった僅か1日だけでした。 効果を1日は得られたものの、その他の日々はスタッドレスタイヤ特有のフニャフニャ感やロードノイズに雨の中での スリップのリスク等のストレス下で過ごした1ヶ月間でした。 今年は降雪の頻度は高かったものの、とにかく積もらず、雨と一緒で路面に水分だけを撒き散らしてくれてました。 雨のウェット路面ではノーマルタイヤの方がよっぽどマシなのでハンデだけ背負っての運行でしたね。(苦笑) で、ノーマルに換装 久々に替えてみると本当に快適です。 今年のスタッドレス たった1日だけの活躍で、東京で冬用タイヤを用意しておく必要なんかあるのだろうか?と 交換の発揮日だけで判断してしまいがちですが、心理的には大きく助けられました。 もしノーマルタイヤのままなら雪がちらつく都度、「今日は無傷で帰れるのだろうか?」 と不安感に支配されます。 年数回の効果を発揮できる日だけで見ると、コストとしては高いです。 実際、今年これだけ雪が降っても効果を発揮できたのは僅か1回だけです。昨年は0回ですので直近2年間での活躍実績は1回となり、 つまり殆ど,ただ履いてるだけですので、ドブ川に捨てるような経費です。 また、雨の日はノーマルタイヤの性能には劣りますので逆にリスクが増してたとも言えます。^^; それでも。。。。。 |
当たろうがはずれようが雪の予報の日はとにかく安心です。^^
ノーマルだとこの安心感がありません。 例えば 1 降るんだか降らないんだかはっきりしない。 どーも天気予報は信用できない。 2 雪の日でも都心部は積雪の予報がないので一か八かノーマルで出庫したとします。 もしお客さまに「高尾へお願いします。」や「秩父へお願いします」 なんて指示されたら断れませんよね。 3 叉は雪の予報は出てないのに突如として雨が雪になる事は多々ありますが、 ノーマルタイヤで高尾に向ってる途中に雪が凄い勢いで積もりだすとそりゃあ恐ろしいです。 (それこそコインパーキングに車を放り込んで電車で帰りたくなります。) 以上の状況下では大きなストレスを受けますが、スタッドレスさえ履いてれば、 ストレスはおろか一切の行動の制約を受けません。そりゃあ心強い限りです。 と、ここまで書いた数日後の3月9日に今年最後であろう雪の天気予報が。。。。^^. |
昼過ぎには降りはじめ、夕方には積もりはじめます。
正直言って「面倒くさい」とは思いつつ、せっかくの雪道走破装備を活用しないのは 先行投資を無意味化させてしまいますので粛々とジャッキアップし、スタッドレスタイヤを再換装させました。 ↓ 作業時に車の雪は落しましたが、出庫時にはまたこの位の量の雪が積もる勢いでした。 路地はこんな感じです。 外洋に進出してもこんな感じですから、「こりゃあ積もるぞ!」と確信します。 が、 「日のある今が雪なんだからさらに気温が下がる夜も雪なんだろう」との素人考えからタイヤを 再換装させて打って出たものの、都心部に配備につくと同時に雪は雨に変わります。 そして積雪どころか積もりはじめた雪を溶かしはじめます。^^; 雪の中汗だくでタイヤ交換したら雨だった。 と言う残酷な仕打ちにさらされたわけで、 「あほくさー」の一言に尽きまして。。。。本当に参りましたね。^^; 積雪の可能性が以後ない事を思うと尚更。。。。。 しかし、ノーマルタイヤでは休んでしまう降り方でした。 実際、夕方迄の降り方で運休を決意された同業者さんは多数いらっしゃいます。無線車減に繋がった結果、 無線待機時間の殆どない快適な営業日に出庫するきっかけになっただけでもスタッドレス効果はあったと確信してます。 予報に反して朝まで雪が積もらず、冬タイヤの効果を発揮できずに空振りに終わったとしても、「行動の制約を受けない」状況を 得られる事がスタッドレス最大の魅力だと思います。 そして行動の制約を受けない状況はワンシーズン持続します。 6年間で6シーズンですので決して高い買い物だとは思ってません。 と、思いつつ、先日のメーター検査前に夏タイヤに交換。あー疲れた。(笑) ひとりごとに戻る |