私の音楽観      セックス ピストルズ編


私的リンク集として制作






日々接する音

それは車のキーレスのピー音や電話の着信音などの日常の音、又は音楽であったり、 と
多岐に渡ります。


久々に聞いて懐かしい音ってのはけっこうあります。

昔乗ってた車やバイクの排気音をビデオなんかで見ると懐かしいし、 テレビの夏メロなんかも懐かしい。


スピーカーからの空気の振動は鼓膜を経由して脳に電気信号を送るわけで、 信号を受信すると瞬時に当時への思いを巡らす。


多くは懐かしい。となるのが主流ですが、
最近、改めて聴いた76年結成のThe Sex Pistols(以下ピストルズ)は違った。



こんなに凄かったのか?


と、稲妻に撃たれた心境に陥った。

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出会いは30年以上前だったが、当時とは全く異なる印象を受けてます。

 1976年の当時、小学校だった私は高価なレコードなんか手が出せないので、 あまり興味はなかったが、中学に進んだ時にピストルズのNever Mind The Bollocks Here's (日本版副タイトルは勝手にしやがれ)と言うLPを清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ったのだった。
ちなみに人生で最初に買ったLPだった。(初シングルはゴダイゴのガンダーラ)(笑)

 で、購入した訳ですが、ジャケットの奇抜かつ斬新なデザイン、特に色使いに度肝を抜かれ、「危険な物を買ってしまった。」と、思ってた事を思い出す。
購入時はデビューから数年経過し、日本でも影響を受けたバンドが多数存在しており、その和製バンドに影響を与えたルーツを知る上で、ピストルズの購入は必要不可欠では あった。


購入後に帰宅して、開封して解説を読むと「素晴らしい」と、評価するコメントが延々と綴られていた。

しかし、、、恐る恐るレコードプレーヤーにセットして聴いた途端、想像よりたいした事ない印象を受け、無駄使いしたような喪失感に陥ったのだった。

ピストルズに影響を受けたであろう日本のロックに私は影響されてて、それ以上の刺激を安易に求めたからだと思われます。



確か…

数回聞いてお蔵入りし、わざわざ聴く事はないまま30数年時が経過しておりました…

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今、改めて聴くセックスピストルズは、

とんでもない素晴らしいバンドだった。

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ギター (スティーヴ・ジョーンズ)

上品なギターや、泣きギターが受けてたであろう時代に、SJのギターは実に攻撃的 当時、友人達がギターを購入し、アンプに差し込んだだけでは出せないこの音質を表現するにはエフェクターが必要だと気がつき、慌ててディストーションや、オーバードライブを追加で購入してた事を思いだす。(笑)
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極めつけはヴォーカル (ジョニー・ロットン)

デタラメに聞こえるが、こんだけ荒削りの爆音伴奏に違和感なく溶け込ませて歌うのは凄い。


芸術的と言っても過言ではない。


声そのものが、ギター、ドラム、ベースらに加えた4番目の楽器そのものだ。
バック演奏の再生は他人でも可能だが、このヴォーカルの再生は恐らく千年に1人の確率に違いない。


私のとつて音楽はバックグラウンド ミュージック

今の瞬間を生きてるBGM に過ぎない。

聞き込む場合も、あまり歌詞を聞かずに全体のハモリや楽器を個々に聞き取り、頭の中でフレーズをコピーしながら聴いている事が多い。(天才作詞家・阿久悠の詩を除)
したがって歌詞の聞き取り加減は関係ないが、それにしてもピストルズの歌は伴奏に溶け込んでいる。

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これを77年に発売したのも凄い。


1977年
わが国のミュージックシーンは日本歌謡大賞全盛期であり、1日を終え、夕食後のお茶の間で歌謡大賞を家族揃ってテレビを囲みながら見るのが常識だった。


77年はジュリーこと沢田研二の「勝手にしやがれ」が、歌謡大賞を獲得したが、そんな当時、海の向こうのイギリスでは、歌謡大賞とはカラーがまるで異なるピストルズが出現していたわけであり、日本上陸を果たした彼らを見た日本人は、想像を絶する異質な姿と既成概念をぶち壊すサウンドは革新的であり、一方で拒絶対象だったに違いない。


改めて聞くと音質も当時としては最高!


ジャケットも現代にも通じる出来映えに加え、バンドとは テクニックなんか二の次で、「ロックはセンスとスピリッツなんだ。」と広く知らし示した事により、多くのアマチュアバンド立ち上げに寄与した功績はなにより大きい。


ピストルズは一軒のブティックのオーナーや従業員に、奇跡的に居合わせた常連客らが始めたらしいが、世界へ売り出した担当チームの方々は優れた人材が集中してたに違いない。

2014.4.6

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数年前の2008年

ピストルズライブ画像


登場した時にはどこのおっさんかと思ったが、 見てるうちに違和感がなくなったから不思議

つか、同じように時を経過してるからか、、、、?

何歳だろ?
Bのシドはとっくに他界されてるので存在しないが、他は健在
異様な盛り上がりには驚いた。

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ピストルズは久々に聞いて懐かしい音の一つなんだけど、
再考した結果、車で流すには最高だと思う。(当時は車に乗れなかった。)


私の場合、速度に気を払いつつ、眠気を払う為にも高速道路の帰路に流したい。

取り急ぎCDを買ってフーガのハードディスクにぶち込みたいと思います。
今の瞬間を生きてるBGMとして。


フーガの排気音を第5の楽器にするか、排気音にピストルズを絡めるか?

思考錯誤が続く



僅か数年で解散しましたが、その中でも若い頃の動画 ゴールデンb調  (念の為)

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