ゆとりの郷 にいざ温泉
復活! 天然温泉! |
片手団扇で生活できてた時代。。。。
個タク村から車で10分程のほど近い場所にあった新座温泉彩泉楼と言う天然温泉に連日のように家族で通っておりました。 お値段は大人1人1650円と近隣のスーパー銭湯とは千円程お高くはございましたが、サウナ等の基本設備がフル装備の上、天然温泉でしたし、仮眠室に映写室や床屋から温水プールまでの何でもありの豪華設備でしたからお値段なんて些細な事を気にする事なく通っておりました。 何より食堂も含めて付近の相場より、かなり高いお値段設定の影響で客入りが安定して少なく、シーズンオフの熱海や鬼怒川を連想させる程の風情あるガラガラ感が最高の中、何時間でも滞在できる素晴らしい環境でした。 その日の仕事を何度、臨時運休する決意を固めたか思い出せません。(笑) ほぼ毎回、貸切で使えた流れる温水プールは本当に良かった。 長男は流れるプールを逆流で泳ぐ手法で鍛え上げ、水泳は一級を所得しました。 お値段ですが、正確にはVip家族会員だったので、年会費一万数千円を支払う事により、大人1人千円の子供無料設定で利用してました。 しかし… 3年位前からのアホみたいに原油が高騰したあの頃 と思ってた矢先の2007年11月 いつものように車で進行し、新座温泉構内に頭を突っ込んだら進入を妨げるパリケードが築きあげられておりました。 で、張り紙が目に止まりました。 夜だったので、よく読めないので、軽く斜め読みして単語を拾うと「破産」や「廃業」や「管財人」や「裁判所」や「差し押さえ」 などのキーワードがオールスター級にずらりと勢揃いしており、斜め読みでもピンとくる文面でした。 とりあえずバックギアに入れて引き下がりました。憩いの場所を失った悲しみを感じつつ。。。。。。 また我々の業界と共通して原油高に営業が左右される事業所の突然の廃業は決して他人事ではございませんので、 大きな不安感も感じながら撤収した事を昨日のように思い出します。 その前月に年会費を支払ったばかりでしたが、会員証がただのプラ板に成り下がったにも関わらず、不思議と悔しさは感じませんでした。 |
新座温泉廃業後は別の混雑温泉に通って耐え凌ぎながら、 あの日から約二年 新座温泉が復活した。 ゆとりの郷 にいざ温泉 と、名を変えて… 経営者は変わったものの新座温泉は新座温泉です。 いや〜。うれしい〜。 知らせ(口コミ)を聞いて、早速偵察に行ってきました。 パリケードのない駐車場に堂々と入構。 やや安くなったと認識後は興味は施設内容へ 外枠はともかく、内装は全て新しくなっており、新築の匂いを堪能しつつ、受付から大浴場へ向かいます。 道中、じっくり観察しました。 「あれがあった場所はこうなったんだぁ〜。」とか思いつつ。 以前のプールのエリアへ繋がる階段はありませんでした。 プールの欠落は大きなマイナス評価。 二回の映写室に繋がるエレベーターもなくなっていた。 「それらをあの壁の板が塞いでいるんだなぁ〜。」とか「規模縮小は否めないなぁ〜。」 と感じるものの新築の匂いが、 マイナス面を払拭しました。 大浴場着 かつての男女湯は入れ替わってましたが、入ってビックリ。お風呂の配置はほぼ同じ。なぜにほぼ同じかと言うと、 男女入れ替わってるのでかつての配置を知らないから。かつての男湯の対象的レイアウトがそう感じさせたのかもしれません。 さらに岩風呂を連想させる大きな石群はそのまんま。撤去費用を考えそのまま活用した方が得策。と、現経営陣は考えたに違いないが、 湯船に浸かりながらその石達を見るとまぎれもなくかつての新座温泉でした。 とは言っても他の部分はほぼ改修しており、綺麗なお風呂で言う事なし。 最近のスーパー銭湯のチョロチョロシャワーが増加傾向の中、勢いよく出るシャワーも良かった。 大浴場に二時間ほど滞在後、一旦風呂から上がり、カミサンを待つ間は休憩室やリクライニングエリアを視察。 そしてゴロ寝ゾーンへ! 畳の匂いがいー感じ。 ゴロ寝マットも絶妙。そのまま軽く寝てしまう。 カミサンに起こされ、 一階の食堂へ。 休憩室もリクライニングエリアも旧新座温泉みたいに密室状態ではなかったが、寝過ぎ対策には有効。 余談ですが、旧新座温泉ではあまりの快適さが故、入浴後に8時間寝つづけた経験あり。 食堂へ お食事処 「武蔵野庵」 (ラストオーダー お食事 23:00 / ドリンク23:30) 地下一階の軽食コーナーと一階の大食堂(「武蔵野庵」)の2拠点構成は位置関係も含めて旧新座温泉の構造を世襲。水回りや排気管の利便性から同位置に設定したと推測。 「武蔵野庵」 大広間は三層式。 まるで上田城本丸郭を思い出すスタイルで、豪華三連装構造! 最低層部がテーブル層。大食堂全面積の約五割 やや高い層にお座敷層。 大食堂全面積の約四割 ちなみにほんまもんの畳。(旧新座温泉は温泉地の安旅館の大広間調ビニール畳) 最上層 個室層 豪華「掘りごたつ式」で全四室! 大食堂全面積の約一割 ※ 別途賃料で6人部屋 1h五百円。12人部屋1h 千二百円 とりあえず中央層の座敷に家族四人で布陣。 メニューを見ての第一印象は 安い! 廃業したかつてのにいざ温泉よりは。。。。。 若干、ラインナップが少ない感はあったものの、定食からラーメンやうどん、ソバの麺系までの幅は評価 とりあえず、定食とラーメン、ソバ、うどんと各系統別に予算の上限を設けず(初回限定)家族手分けをしてオーダーし、全ジャンルのデータを収集をします。 各ジャンルともお味はクリア。 価格の割には十分な印象。中でも突出してラーメンを高く評価。 麺にスープ。具材のバランスも良かったです。 (ラーメンは醤油味をチョイス。塩分高め,サウナ後に推奨) 料理メニューに満足し、次回は奮発して最上段の個室を借りよう。 なんて思った瞬間にハッとします。 平日とは言え、世間様はお盆休みムードの中、あまりに利用者が少ない。個室を押さえる意味がない。 我々の陣取る間、テーブル階層はまばらで座敷利用者は我々以外は一組だけで、個室は皆無。 高速道路を走るのにアホみたいに渋滞する千円乗り放題なんかより、倍支払ってもいーから空いてる道を好む私としては実に理想的空間。 かつての新座温泉もそのような空間を求めて通い詰めたが。。。。。 しかし、こんな客入りでは新たな原油高に遭遇したら持ちこたえられないのではなかろうか? また夜逃げされては困ります。 と、不安感に支配されつつ、風呂に再入浴後に帰宅。 すぐにパソコンを起動させて、ヤフーで検索してみました。 キーワード 新座温泉で! 施設そのものの本家本元のWebサイトなだけに一位表示…。 既にデッドリンクになってる廃業時までのホームページも検索に引っかかるのには驚きました。^^; で、新ページ 印象としては、作りがショボイ。 23区近郊でかつ天然温泉の魅力が何も伝わってこない。 廃業時までのホームページの方が遥かに演出が上。つまり当時のサイトを知る者は現在のサイトを見て新鮮さやトキメキ感を得られない。 低価格帯での外注制作だと推測するも、メイン部位の更新はなく、現在行われてるキャンペーン等のみ更新されてる模様。 捨て看板に近いが更新の都度、サイト管理会社さんに課金されるシステムだから大規模な更新は控えてるのでしょう。 経営陣はWeb上での展開意識が低い叉はない感じですが、興味深いのが唯一のリンク先である埼玉スポーツセンターとのホームページ互換性。 手法やデザインを見るとまるで双子サイトだ。 察するに制作元は同じ。さらに埼玉スポーツセンター内にはスーパー銭湯も存在する点に着目。 値段は650円とお手頃価格。地図を見て、以前風呂好き(風呂上がりのビール)の同業者に「良い風呂がある」と、お薦めされた事を思いだした。 「あ〜。あの風呂かぁ〜。彼が推奨するならトータルパフォーマンスは高いはず」と、思いつつ埼玉スポーツセンターコンテンツ温泉に掲載されてる お食事メニューを見ましたら新座温泉のお食事メニューとの互換性も感じました。 調べてないのであくまでも憶測ですが、新座温泉の資本は埼玉スポーツセンターから注入されている模様。 今度、法務局で調べてみよ。(笑) したがって、両施設の提供する食べ物のネタの仕入れ先も同じはず。 きっとお風呂に備え付けのシャンプー類も同じ銘柄に違いない。 私に勝るとも劣らぬ風呂好き同業者の推薦する日帰り温泉を擁する埼玉スポーツセンターが、新座温泉のバッグについた事は頼もしい限りでございますか、 なぜに新座温泉を再興したのか? また、入場料の差はなんなんだ? 新座温泉を埼玉スポーツセンターより上級グレードに設定しているのか? 疑問は尽きないが、埼玉スポーツセンター自体の経営が良好なだけに冒険を試みたのかもしれないが、 どうであれ新座温泉が足手まといとなっての共倒れだけは絶対にあってはならない。 一度失った憩いの場である新座の「にいざ温泉」 失地を回復し、これからも維持存続を強く切望する私と致しましては少しでも側面支援をしたいと考え、にいざ温泉PRページをこしらえてみました。 おつき合いありがとうございました。 営業時間 10:00〜25:00 (最終入館受付 23:30) (フェイスタオル・バスタオルセット 150円、館内着150円込み) 入館料 大人(中学生以上) 平日 1200円 土・日・祝日 1300円 小人(3歳〜小学生迄) 平日 700円 土・日・祝日 800円 アクセスMap HOME ひとりごとに戻る |