スタイル淘汰? |
ここだけの話 長年培ってきた営業スタイルの転換に成功した。 法人タクシー在籍時代から 不動の基本スタイルであった無線営業基軸スタイル。 低迷する我が国の景況下から、生き残りをかけ、 業種の起源にまで遡って根こそぎ切り抜き、 起死回生をはかる。 なんてオーバーな話ではなく、必然的にそうなった。 なぜなら 最近、 忙しい それも昼間 (詳細は機密) つまり、当方を取り巻く環境が変異した。 私にも平等に神様から1日24時間を与えられておりますから 「忙しい」なんて言い訳はあり得ないのだが、 昼間の部と夜の部の両面を消化するのは難しくなってしまったのであった。 で、個人タクシー営業を「主」とするのなら、昼間の部の時間を削る必要がある。 しかし、主戦場が昼間となりつつある今、それは難しい。 となると夜の部の個人タクシー営業を見直し、時間を捻出する必要に迫られた次第でございます。 とは言え、時間を削る事で売り上げが連動して落ちると困りますので、最悪でも現状維持。 可能ならアップを計りたい。 となると時間単価をあげるしかない。 営業に必要な時間は主に3種 1お客様輸送時間 2送迎後から営業エリアへの復帰時間 3お客様獲得時間 少し整理すると 1について 基本的に長さに売り上げは比例して伸びる傾向なので、長い方が望ましい。 したがって延長する対策を講じる努力はするが、短くするなんてのは論外。 当方、実車時間は連続8hまでOKです。 2について 安全輸送後、次のお客様の獲得候補地への移動時間なのですが、これまた輸送地が遠方になればなるほど時間がかかる傾向。 ただし、帰路の高速利用で対策は可能ではあるが、高速で戻って空振りに終わると、 ガソリン代に合わせて高速代も無駄に消耗する事となる。何より精神的ダメージは計り知れない。 3について 無線待機や付け待ち、電話待ち、予約待ち等の事。 流し営業と異なり、確実性は高いが、待つのが特徴。 と、整理してみたら、時間を削るとなると消去法で2と3しかない。 当方の場合、3で最も時間を費やしていたのは無線待機なのは明らかなので、 この一点に着目し、見直す事にした。 |
まず、都内に星の数ほどある未開拓の主なつけ待ち場所の回転速度や平均単価を消費税納税事業者との コンタクトや口コミやメール、叉はアマチュア無線を駆使しての傍受活動で、 2ヶ月ほど徹底的にリサーチして検証した結果、非無線営業でも 「勝算あり」 と判断。 画像提供 M,Sさん。 遊び大好きM,Sの気まぐれブログ 無線の平均的な単価はソコソコあるとしても、現状の極度に低下した回転率では、長時間投入の果てに、 一回でも平均的単価を大きく下回ると、その日の回復は、次の配車で数万円を突破しない限りは不可能と考えてよい。 それは稀にあるとしても持続性は全くない。 その失われた1日を補填するのに翌日から数日間はその分を余計に働かないと喪失分を取り戻せない。 トータルでみた場合の時間単価は最悪と考えて間違いない現行の硬直した無線配車システムと、決別を決意した。 つまり、社会通念上の常識で考えれば、待ってられないので、 「待機する無線営業をやらない 」 事にした次第でございます。 タバコを止める時に漠然とタバコをやめるのではなく、科学的に健康を害する事を、 医師からの説明で認識してやめる方が効果的なのと一緒で、地道な裏付け作業で得た決意なだけに本物だ。 のはずだ、 とは言え、決別はエリア配車のみ。空室登録は現状維持でやっていきたいが、 疲れた時とか、見たいテレビや書き物がある時など、ゆっくりしたい時はエリア登録もあり得る。 と、言った具合に柔軟に対応したい。 待てるだけ待てる程、生活に余裕の有る方。 又は無線が趣味だと言う方には関係ない話だが、当方には無理。 貧乏ヒマなし! 年金需給の開始まで、年金無線(年金受給者優遇無線)はお預けとなりそうだ。(笑 さぁー。 しごと しごとー。 チャールズ・ダーウィン ダーウィンの言葉とされており、あの元総理も引用したこのフレーズ。 実際にダーウィンがそう言ったとする証拠はない。 ダーウィン自身の言葉ではなく、後の創作であるらしい。 ダーウィン著書の、『種の起源』 にも、この言葉は存在しないそうです。 読んだ事ないけど。。。(苦笑 世の中、知らない事だらけだが、知らないのに知った気になるのが一番駄目な事かもしれない。 尖閣諸島?竹島?独島? テレビやネットだけ見て知ったかぶってる気がしてきた。 見るだけではなく、まずは自身で調べる事からなんでも始めたい。 ダーウィンの自然淘汰の考え方では、変化に対応できる能力ではなく、 子をたくさん残す能力こそが重要であるという見解もある。 そうなると我等の個人タクシー業界。 正に淘汰されてる最中なのだろう。 ひとりごとに戻る |