無知ほど怖いものはない。
スポンジってどーなのよ…


 スポンジってどーなのよ…

  世の中、無知ほど怖いものはない。


   なんて痛感した出来事が…


我々の職業だと、静かな車内空間を提供するのも、使命の一つだと認識しております。

で、色々と「消音タイヤ」なんてカテゴリで物色する訳なんだけど、 昨今の景況からも、やはり価格には敏感になりますので、 比較的安価なダンロップのタイヤに目が向く傾向でした。




すると


スポンジタイヤってのが、目にとまり、ラジコンみたいにスポンジで作られたタイヤなのか?
素人考えでは想像できないので、メーカーのホームページなんかで軽めにリサーチ
   ダンロップタイヤ



すると


空洞共鳴音をタイヤ内側に張り巡らされた特殊吸音スポンジが吸い取り、 ホイールとタイヤとで密閉された空間に発生するノイズを低減する。みたいな事を書いていた。
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まぁ。音が消えるんだぁー。的な感覚で、昨年はダンロップのVEUROを2本購入(ヤフオク新品)

で、元のタイヤと比べると遥かに静かになり、さっすがスポンジタイヤー。

つか、ブロックパターンでの消音効果が大きいのでは?との思いもしないでもないまま、
今年はさらにル・マン(LE MANS)を2本購入!(ヤフオク新品)

商品説明には

 世界初・特殊吸音スポンジ搭載。ビッグセダンから軽・コンパクトカーまで対応。
 静粛性・快適性に、ウエット性能・低燃費性能を高次元でバランス。
 幅広いユーザーの信頼に応えるスタイリッシュなコンフォートタイヤです。


 なんて書いてるもんだから喰いついた。

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商品到着後

近所のガソリンスタンドに取り付けに進行!

いつもの店員さんにタイヤを取り付けて頂きます。 旧タイヤはまだ使えたけど、外して破棄。

取り付けはバランスからエアバルブ交換までのフルセット!


最初に取り付けたVEUROをリア側に回し、新しいル・マンは前輪に装着する事にし、 前後とも、吸音スポンジタイヤに変更された。





で、清算時
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店員さん
GBWさん。前後吸音スポンジタイヤなので、ウチではパンク修理できなくなりましたよ。


との事。



は。。。なんで。。。? 


店員さん
タイヤ内側にスポンジがありますと、内面修理でしか、修理できないみたいです。 当店は外部修理しかやりませんからねー。



は。。。内面修理ってタイヤをいちいち外してからやらないといけないでしょう。 そんな面倒はいーから外面でやってよー。


店員さん
そう本部から指導されてるのでウチでは無理ですよ。 パンク修理できないので、ダンロップタイヤは取り扱ってないのですよ。



。。。。。。。。。

うーん。

パンクしないよう努力します。と言い残し、とりあえず帰宅。


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帰宅して調べてみた


なんと吸音スポンジタイヤでパンク修理する場合だと、 ホイールからタイヤをわざわざ外し、タイヤ内側からパンク部の 吸音スポンジをサンダーで研磨し、 タイヤゴム面を露出させてから従来の内面修理を行う。


と、説明されていた。


パンク修理の価格面も調べたら、当然、外面修理よりは倍ほど高い!


私の仕事だと、パンクとは日々隣り合わせ。


こりゃあ。。。


面倒なタイヤを履いてしまった。下調べが不十分過ぎた。と、反省しておりますが、 一番驚いたのが、同業者の間で、 スポンジのパンク修理は面倒だ。と結構知られていた事。


次は横浜のデジベルかな。。。(汗

無知とは恐ろしい。。。。
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2012.4.17
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