ティアナ フォグランプ 後付けHID取り付
 H11 3000k

数ヵ月前

右も左も分からない状態でヘッドライトをHID化させました。

「明るいとは素晴らしい」
安全性は格段に向上し、何より目が疲れませんので仕事の疲れ方が全く違います。

「なんでもっと早く換装しなかったんだろう」と後悔すらしており、取り付けてからは実に快適な
夜間営業をしております。 そんな中、先日、左フォグランプを良品にも入れ換えた事だし、
遂にフォグ(H11バルブ)もHID化させる事に致しました。

明るいに越した事はないし、フォグランプの出力を55ワットから35ワットに落とす訳でありますので、 出力の削減はどっかの誰かさんが言うエコにも繋がります。(笑)

2009.6.20


フォグランプHID化に伴い、悩んだ事

その1
色をどうするか?
青い光も考えましたが、現在のヘッドライトの6000K(まっちろビーム)では濃霧や霧の日には思った程の威力を発揮できないので、 それらの威力不足を補う為にも3000Kのイエロービームを採用する事にしました。 何よりポンジュニさんのゼロアスに装備されてる3000Kイエローフォグランプを直接見たのが一番大きな導入の理由です。

その2
どこで調達するか?
当初はヘッドライト同様、グロウで購入するつもりでしたが、あそこは一流ブランドと比較すれば確かに安いです。とは言えネットで 買えば保証付きでもさらに安く買える事に最近になって気がつきました。 ショップで買うメリットもございますが、私の場合は自分で作業しますので、全くメリットがない事を今更ながら気がつきました。 早い話、目の前に使い捨て感覚でとりあえず使えるHIDフォグランプキットがあればそれだけで良いのです。 それも安ければ安いだけ「ヨシ」となります。


悩んだ挙げ句

使い捨て感覚で買える低価格商品をヤフオクで探してみる事にしました。


投入予算は7000円

根拠はグロウの3分の1
ぶっ壊れてもまた買えば良いと思える値段はこんなもんでしょう。

ヤフーオークション
自動車パーツのカテゴリーで検索します。 キーワードはH11 HID 3000Kで検索




かなりの数が出ました。

この状態で見ていくのは面倒なので、ここを終了時間の短い順に指定して並び変えます。

1万以下がごろごろ出ました。安い!

バラスト付いてこの値段か?普通の電球バルブと変わらないではないか?グロウとの価格ギャプを肌で感じつつ、見ていきます。 とりあえず一番安いヤツ。当然、「メイドインあっち」でしょうが、世界の工場はあちらです。今更どーでもいー事です。(笑)

見ていくと、希望落札価格6500円で現在の価格が4000円。終了まで3時間と言うのに目が止まります。

その商品説明

ティアナHID画像

詳しく見てみると送料が2500円で少し気になりましたが、安く落とせるなら少し送料で抜かれてるとしても総額で見れば気にならない数字です。 商品説明のバルブサイズ表示は参考になりましたが、水中点灯実験に必要性については分かりかねました。(笑)

どうであれ希望落札価格は6500円です。 フルキットに保証が付いてこのお値段?本当に使えるのか? 等思いつつ、出品者の評価を見ますと悪い評価はがかなりありました。 人間ですから間違いはありますが、それにしても多すぎでした。約1割も悪い評価がありますと、通常なら取引はあり得ない出品者です。 しかし、今回は「いかに安く上げるか」をテーマに掲げてますので、躊躇なく入札しました。まさに「火中の栗を拾わん」状態ですが、 安い=リスクと割りきります。

当初に定めた予算が7000円なので、送料の2500円を差し引いた4500円を投入しました。 とりあえず4400円で現在の最高額入札者となります。最初の方は4300円入れてた事になりますが、その根拠を知りたいですね。
そのまま仕事に出かけ、無線待機中に落札通知が携帯にメールで届きました。

おめでとうございます。4500円で落札しました。と… (-"-;)

最後に小競り合いがあった模様で100円程競りあがってたのは笑えます。 仕事から戻りって即、出品者さんからの連絡を見て驚きました。 お名前が大陸の方だった事には驚きませんが、商品説明には発送元が東京記載されてるにも関わらず発送先も大陸だったからです。

「中国からの発送になります」との事…

商品到着はいつになるやら…と不安が過りましたが、高い送料の謎が一気に解けは致しました! 「いくらなんでも船便じゃあないよなぁ〜」と思いつつ、ジャパンネット銀行で決済し、商品を待つ事丸5日。

届きました。 「本当に届いた〜ヤッタァ〜」と、国際的取引達成に安堵します。

こんな包み紙

上海の消印が。。。

これがお化粧箱 それっぽい。

HIIHIDバルブキット画像

中身です。


その日の内に取り付けます。

改めまして「ティアナ フォグランプ後付けHID」

基本的な作業のインナーカバー取り外し方法等は以下を参照願います。
ティアナフォグランプ交換

先ずはコネクターを作ります。
キットの配線構造はグロウと一緒(リレーの付属はなし)

ティアナとHIDキットが電力をやり取りするHID側接点端子は↓の平型のキボシのオス2つ

↓ 画像のティアナ側H11端子はこの平型キボシ端子に合いませんので
平型のキボシ端子を新設して接続させる必要があります。



つまり、H11バルブに差し込むコネクターでは平型キボシ端子接続できないので、H11バルブに差し込むコネクターを切断し、 そのハーネスに平型キボシ端子のメスを2つ取り付ける必要がございます。

私のティアナは既にH11バルブに差し込むコネクターを丸型キボシ端子でメインハーネスに取り付けられる仕様(※フォグハーネス参照)に変更済みですので、 丸型端子と平型端子変換ハーネスをフォグランプ2つ分こしらえました。



そしてメインハーネス側のH11端子を引き抜き、丸型キボシ端子に変換ハーネスを
取り付ければ下準備は完了です。



先ずは点灯テスト

メインハーネスから伸びる変換ハーネスをバラストに接続

配線接続後、恐る恐る動作確認。



「灯ったぁ〜。やった〜。本当につくとは思はなかったぁー。マジで…(笑)」 祝 点灯!
立ち上がりは憧れのレモンイエローに見えるものの、時間の経過で黄色になりました。 (-"-;)

点灯テスト合格ですので、全てを車体に組み込みます。
バラストはグロウの薄型と比べればかなり肉厚に感じますが、付属のステーを活用し、フロントスポイラーをバンパーに 固定させてると思われるボルトにステーを固定しました。




そしてバルブをフォグランプへ取り付けます。


↑ バルブ取り付け口




↓最終的にはこんな感じ


フォグランプ取り付け後に改めて点灯テスト





ど〜も描いてたイメージとは違うような…。 じーっと見てると信号機の黄色信号に見えてきました。(笑) まぁー値段が値段だし、いっかー。と割きります。

日没を待って夜間出勤致します。



ヘッドライトとのW点灯



お値段以上の価値はあるかな?光り方が上品なピュアとは言えないまでも
とりあえず電球バルブよりは明るいし…

↓ 画像まん中のゼロクラの放つイエローが理想としてたHID3000Kの放つ光
ゼロクラのフォグランプの大きさと比較したらティアナのは小さなフォグランプですし、
レンズのカッティングの関係もあるのかな…



↓ ティアナJ31後期型の純正電球バルブとの点灯比較



今回購入したHIDヤフオク最安値商品

明らかにグロウの商品よりは見劣りするような気がします。 やはり買い物はそれがどんな商品なのかの下調べや手にとってするべきなんでしょうか? 今回は格安商品狙いでしたので、値段以外は度外視で冒険してみましたが、 結果的には成功と言えるのかもしれません。
ただ、海外発送だと待つ事になりますのでセッカチな方にはお奨めできません。 セッカチな方は1万円以下でも国内発送の出品者さんはいくらでもおられますのでそちらへ入札をしましょう。

と、ここまで本文を書き終えた翌日、早速トラブルが。。。。。

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緊急追記

なんと雨続きだったせいかバラストが逝かれました。右側が点灯しません。 故障当初は振動で点灯から消灯しておりましたが、遂には一切点灯しなくなりました。
バルブを左のバラストに接続すれば点灯しましたので明らかにバラスト不良です。「さすが安物」 ですがとりあえず3年保障なので「またメール連絡に上海発送かぁー。めんど臭ぁー」と思いつつ早速、 出品者に連絡しようとした所、さらなる衝撃が。。。。


なんと出品者さんは「利用停止中」となっており、コンタクトできない状態でした。 こうなるとどうでもよくなり、授業料だったとあきらめる事にします。
正に「安かろう悪かろう」ですが、使い捨てになりませんでした。 今後、ヤフオクで「最安値狙い」と言う馬鹿げた挑戦だけは一切行わない事にします。 次回からは1万前後のHIDをヤフオクで買うくらいなら最初からグロウで買いますね。 もし、壊れても近所のお店に持って行けば「解決」と言うのは凄い付加価値です。 あーあ。

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