ティアナ フロント ハブ交換!


前回のリアハブ交換に続き、フロントハブも指定工場(個人タクシー生活)で丸投げ交換致しました。
時間は仕事に出る前の19時に入庫です。先客の東個協さんの作業終了を待ち、TEANAも放り込みました。
気になる工賃ですが、前輪駆動なだけにフロントハブ交換は高いかな?と想像しておりましたが、 予想に反し、1個8千円と言う工賃で引き受けて頂けました。


       部品代金はリアより約千円高い15000円となります。




未知の作業なので今回も邪魔にならないように張り付いて社会科見学させて頂きました。

まずジャッキアップ。

フロントタイヤを外します。

ブレーキキャリパーを外します。

ローターを外します。



リアハブ同様、ここまでは基本的にリアと変わりません。






リアハブは裏にあるボルト4本を抜けば外れますが、フロントハブの場合は
ドライブシャフトをハブから引き抜かなければなりません。
画像の赤丸がハブ固定ボルトの4本の内の2本。対角線上に他の2本もございます。


↓画像の32ミリナットを五寸釘のような割ピンを外してから緩めます。
この32ミリを緩めるにはエアツール等のかなり強力な工具が必要ですので、
強力な工具を持ち合わせない素人の私には無理だと思われます。




この32ミリを外し、ハブの裏側にある4本のハブ固定ボルトを外せば 思わずハブを引き抜きたくなります。が、ここで注意点がございます。




それはABSセンサーを外す事。


このABSセンサーは外からはわかりませんが、ハブの中に差し込まれる構造になっております。
したがいましてセンサーが取り付けられた状態でハブを無理やり引き抜くと、プラスチックの 電気センサー先端部は「パッキッ」っと簡単に割れて使い物にならなくなります。
必ず高額なセンサー(ハブと変わらない13000円)はボルトを緩めて引き抜いてからハブを取り外したいです。 ちなみにハブ固定17ミリボルトは9Kとありましたので締め付けトルクは10キロ程度と
意外に 軽めで締めつけてる感じでしたね。
以上をバラせば軽くハンマーでコツコツするとハブは外れます。左右同じ要領です。



画像は参考の為に敢えてセンサーを取り付けた状態です。
ハブ抜き取り後の丸い穴の中に見える突起がセンサー突出部!
円の中で下を向いて横たわるのがドライブシャフト!
ついでにブーツを確認しましたが、破れはなし。しかし、硬化しつつあります。
このタイミングでブーツも交換すれば手間が省けますね。


新品フロントハブ




換装完了!






逆の手順で組み付ければ作業は完了でございます。



今回も取り外したハブと新品部品とを比較しましたが、前回の新品リアハブで見受けられた
JAPANや一流ベアリングメーカーの刻印は残念ながらフロントの新品には見当たりませんでした。 が、
解読不能な奇妙な刻印が…。
同じ日産純正品でもバラツキがあるのは実に解せない今日この頃でございます。







試乗インプレッション



遂に前後のハブを交換したので色々試したくなるのが人情です。
この日は何故か東名ばかりに何度か乗る機会がありましたので色々試させて頂きました。

加速時、減速時、各速度域巡行のかなり反エコ走行で試しましたが、
あらゆる状態で、走行異音現減少が確認取れました。
知らず知らずの内にハブ各部からノイズが出てたのだと改めて感じます。
こうなってくるとタイアのロードノイズも気になりはじめますが、キリがないので ここで一旦妥協致します。
(画像は東名高速東京料金所付近)



2007.11.17




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簡単! リアハブ交換!


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