無線配車 延着!
脅威のGPS

6月某日

 最近、居酒屋問題からかどーも無線の出が悪く、待機時間が伸びてます。
そん中、その日も伸び悩み、いつもなら引きあげる時間帯にも関わらず、あと一回配車を受けようと 赤坂に踏みとどまる事にしました。

翌日は所用の為に決められた時間に戻る必要がありましたが、 あと3時間もある状態でしたので問題ないだろうと深追いを致しました。 待機台数がかなりおらましたので「こりゃあ待つぞ〜」と腹をくくり、寝ながら待つ事にします。が、 その前に暇潰しの一環としてティアナのエンジンキーの電池を交換する事にしました。 この電池はキーレスを動作させる為に必要な電力です。なくなってからでは遅いので頻繁に変えております。

電池は CR1620
チチンプイプイと交換し、エンジンキーをその辺に置いて爆睡。(-.-)zzZ

ピ〜ピピ〜と無線機の音で目を開けたら配車になってます。

赤坂某局に5台口!

完全に明るくなっており、何時だ?と時計に目をやると所用の約束時間まであと90分しかない状況でした。

「東部方面行ったらおしまいだぞ。大丈夫か?」と思いつつ、とりあえず了解ボタンを押しました。  無意識の癖で…。

「あー了解しちゃった。ま〜い〜や。さー行くぞ」とティアナのエンジンを起動させようとしたら 「ない」 エンジンキーが… …。

さっき電池を交換した時にどっかへいったらしい。と現況を認識し、一生懸命探しました。 このエンジンキーは黒いせいか本当に見つけにくかったですが、幸運にも3分程で発見に至ります。 改めて進行するもこーゆー時に限って何故か全ての信号に引っ掛かります。

当然、私と同時に配車されてた同業衆よりかなり遅れて現着(多分)

↓ 画像はイメージです。



その先行ご同業衆の最後尾が実車になる所だったので
めちゃ遅での現着だったと思われました。

チラっと某局配車室に目をやると電話をしていました。今日の当番である東個協出向職員で数々の伝説を残す元無線室凄腕 オペレーターさんが…。
その話中のタイミングで競合法人タク五台が私の後ろに着きましたので、この電話は後続車を呼ぶ為の電話ではないのは明白。
直感的にあれは東個協無線室に電話を入れてるなと察します。
もちろん私の事で…。
数秒後に電話を切られてこっちへ向かって来られて開口一番。

(`ε´)元凄腕オペレーターさん
「kotakunさん。もう少し早く来ようよ〜」(実際は名字)
「どーしたの?」と申されます。
「どーしたの?」と問いただされて「カギがありませんでした」なんか言おうもんなら火に油か?みたいなもんです。 子供でも思いつかない嘘みたいなんでさすがに言えません。(本当なんだけどあまりに間抜けで…)

ここは無難に半分本当の事を申し上げました。
「すいません。信号に全部ひっかかりました」 と、すると

(`ε´)元凄腕オペレーターさん
「永田町の○○○から来るにしても先行車と差があり過ぎ!デスクに呼ばれた時にもこんなんじゃあマズイよ」と、畳み掛けられます。

( ̄○ ̄;) なんで寝てた場所がわかるんだぁ〜。

と,一瞬たじろきましたが、 あの電話は私がここまでどこをどう通ってやって来たかの走行軌跡を無線室に確認してたんだ〜と悟ります。 そんな事より、この時はどう切り抜けるかで精一杯でしたが、百歩譲って私が悪いので心から謝罪するだけでしたね。 改めてすいません。

GPS無線の弱点?が露呈した形ではございますが、反面、何かトラブルに巻き込まれた場合や車が盗難にあった場合等はピンポイントで パトカーを差し向けて頂けると思うので心強い限りです。

そんなやり取りの果てにそんな事は露知らずのご実車のお客様。

「川口までお願いします」

う〜ん所用のタイムリミッドまで70分。微妙だな。とは思いましたが、コースを聞いたら「霞が関から 首都高入って新井宿で下りて下さい」と申されます。 完璧です。

新井宿まで遅くても40分。完了後は外環を使って帰れます。 概ね外環西川口インターから個タク村まで25分。合計所要時間65分。 実際もほぼ上記の通りの運びとなり、何事もなかったように帰庫できました。
結果的には5台目に着いたから良かったわけで、1〜4台目に着いていたらどーなってたか分かりませんね。 そーなると一瞬エンジンキーが消えた事は単なる偶然とは思えません。       違うか…(笑)

首都高マップ

2008.6.21

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※ 当記事は最近頻発するタク犯罪被害の抑止効果を狙ってます。

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