ティアナ エンジンマウント交換

今年も8月6日の原爆の日を迎えた。


64回目の8月6日

その夜のニュース
64年経過した今でも国が被爆者認定をするしないのテーマを取り扱っていた。
後、黒い雨による健康被害は科学的因果関係が不十分である等の解決されない諸問題も…

今年で64年目

いまだに争そっている。

途方もない時間が消えていった。
昨今、問題視されてる年金問題や返済不能の累積赤字問題も64年先の未来にまで受けつがれているのに違いない。。。。

。。。。。。。。。。。。。


さて、先日ディーラーに「損傷」と言い渡されてたエンジンマウント。
待ったなしで解決しなければならない問題なので、 早速修理に行ってきました。

前回の記事

一応、進行前のエンジンマウントの画像


よく分かりませんが、一見、問題はなさそうですね。日頃の手入れが良いだけに!^^
しかし、エンジンからの振動と異音の発生源だとの事なので躊躇なく交換します。 どんな状態だったかと申しますと。(末期)


まず、キーを回してエンジンを起動させるとキーを放すまでの僅かな間にセルが回ってコンロッドが動きながら点火し、 起動した瞬間にエンジンが上下に動く手応えを指先で感じます。
これはVマックス(以下Vマ)のセルボタンを押した起動時にも似たような感覚がありますが正にあんな感じでした。
アイドリング時にはとてもV6とは思えない揺れがございました。Vマよりは全然いーけど…

走り出すと
変速時に「ガツン」と変速ショックを感じました。 一定の回転数上昇のタイミングで、変速ショックは発生しましたので慣れたらクリアできました。そうなる直前のアクセルオフで!

どーにもならなかったのが異音
異なるタイミングでザラザラ〜やらシューやら多彩な音色で鳴り響いてました。 特徴としてはアクセル踏み込み時より、アクセルをオフにしたタイミングが圧倒的に音が出てました。 あと何故か右にハンドルを切ると音が…   とにかくこりゃあダメだって感じでしたね。^^;

作業当日

「作業時間は6時間欲しい」との事でしたので、午前中の入庫が絶対条件となりますし、 大事な作業前日に合併症など発症してほしくないので、前日は万全を期する為にも運休し、 予約した作業当日の定刻に工場へティアナを放り込みます。

作業時間はエライかかるとの事でしたので、代車を用意して頂けてました。

その代車

ダイハツ ミラ ジーノ

なぜかダイハツ  (笑)
いや〜。珍しい車を用意して頂けて嬉しかったです。ティーダとかでなくてジーノで!
「軽は何年ぶりだろう〜」っと 思いつつディーラーを後にし、帰宅しました。

ミラ ジーノ 試乗記はここ




( DAIHATSU MIRA GINO )

交換完了!

夕方のクロの散歩を終えた帰宅直後に計ったようなタイミングでディーラーから修理完了の電話がありました。 仕事着に着替えてジーノで向います。 工場へ直行して取り外したエンジンマウントを見せて頂きました。

これ達

ティアナ エンジンマウント



酷い。。。。。。

。。。。。。



一番酷いマウントは分離してました。



バリバリに砕けてます。


よくもまぁーって感じですね。 ^^;

さらにゴムが崩壊し、金属同士が接触してる箇所も。。。。。



ここから相当なノイズ(音)を拾っていたと推察致します。



回転数が上がるとエンジンは持ち上がるので、回転数を落としてエンジンが落ちた状態で金属同士が接触していたとなると、 「アクセルオフ時の方が音が出た」と言う症状にも納得できたりしてました。^^; なるほどな! と。。。(笑)

今回の修理で部品代だけ出せば工賃は おまけと言う事でしたので
ベルトプーリーも交換しました。


ここもベアリング周辺からグリスが飛び出てました。^^;
音源となり得る前の予防修理でしたね。

がれきの山を後にしてティアナを引き取りそのまま仕事に出掛けます。

「十分ご納得頂けると仕上がりだと思いますよ」と、テクニカルアドバイザーに耳打ちされつつ、やや緊張しながらエンジン起動

キュッ ボー

おー。

全くブレません。少し感動! ^^


アイドリング状態に入りさらに驚きます。

 振動がない!

 以前、ホリデーオートと言う雑誌のクラウンハイブリッド試乗取材に立ち会いましたが、あの日を思い出しました。 つまり、「ハイブリットだと思った!」と思える位に振動は押さえられてました。 「嘘だぁー」と思われるかもしれませんが、あくまでも私見ですので御容赦くださいませ。裏を返せば「そう思える位の振動があったんだ」と ご理解頂ければ幸いです。

アイドリングに感動しつつ、テクニカルアドバイザーをはじめスタッフ総出のお見送りを受けつつ、発車! 

アクセルを踏み込みます。 変速で「ガツン」と来るいつもの回転数に達した後も踏み続けます。が、 ショックがない。完全に吸収されてます。
おー。凄い!

「これは治して良かったな。久々に投資に見合う効果だった」としみじみと想いながら都心への進入を果たしました。

交換されたマウント画像




とは言え冷静に考えてみればお金を払って限りなく新車に戻った(マウントが)だけの事です。なんて事はありませんが、My TEANAも 「新車時はこんなにも静かで振動も少なかったんだぁー」とは思いましたね。科学的因果関係の証明はできませんが、日々の高温や振動に よる経年劣化であそこまで落ちぶれていたとは。。。。
何より少しずつ悪化した場合、「いよいよ最後の時まで気がつかないもんなんだなぁー」と 改めて思いました。
人間の健康維持もそうですが、日々の管理に気をつけたいと思います。。。。(汗)

慣れって恐ろしい。。。。。。。^^;

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2009.8.11