苦闘! 個人タクシー地理試験 関東運輸局
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地理試験の構成。
地理試験の問題は最寄り駅問題、高速問題、幹線道路問題、施設問題の4種類の出題で構成されています。 概要は以下のとうりです。最寄り駅
これは指定された施設の最寄り駅を選択します。 施設の最寄り駅を覚える事は、基本中の基本です。正解とダミーの組み合わせで2択で悩みます。高速問題
指定された施設から施設までを高速道で行く場合の適切な入口を回答する問題です。 出発施設と終点施設の場所が分からなければどの高速を使うかすらわからない問題ですので、試験出題範囲内の全ての 施設の最寄り駅と地図上での場所を暗記する必要があります。その出発施設の最寄り駅付近から進行する場合の 考えられる高速入口は必ずと言ってよい程2ヵ所です。最低限最寄り駅を覚えとけば2択には絞れます。幹線道路問題
複数並べられた交差点名の間の空欄に該当する幹線道路の交差点名を回答するものと、列挙された交差点名からその 幹線道路名を当てる問題。いずれにせよ空欄部分に入る交差点名や幹線道路名は2択に絞られます。その内の1つが正解となりますが、 列挙された他の名称との関連する印象で分かる事があり、2拓まで絞れればなんとかなると思います。お宝問題
2区の指定された施設の場所を渡された地図上の記号の中から選ぶ問題です。施設の最寄り駅が分かっても、その最寄り駅付近にはダミーを 用意しており、やはり2択となります。2択までに絞れたとしても基本的に場所が分からない場合はかなり辛いです。悩んで悩み抜いた挙句の 果てが間違いだった話はよくあります。(私)高速問題だと行き先の手掛かりがあります。幹線道路問題だと列挙された交差点名との 「つながり」があります。しかし、この宝問題の場所に関しては2択に絞れたとしても全くヒントがありませんので注意が必要です。 地理試験も法令と同様、自分で文字を書くのは名前だけであり、あとは全て問題用紙の中から記号や数字を選ぶ形態です。つまり答えは その中にあります。至ってシンプルな構成ですが、それが難しい。事実個タク試験の不合格者の大部分は地理ありだと言う事を考えても 法令試験だけの方と違い不幸にして地理ありの方は10倍は大変だと思います。諦めてがんばるしかないでしょう。
秘伝! 私の暗記方法
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最終的にこの作業で 詰まったらテープの最初からやり直すようにします。あと問でクリアだったとしてもです。摩訶不思議な事に気がつくと 全てに近い量を覚えてます。が、これだけでは不十分です。それは施設名や交差点名等の名称をテープから流れてくる順番で 覚えてしまっているからです。 しかし、ここまでに築いたデータベースはとっても大きいです。大使館が出題されれば最初から思い出せば正解がわかります。 後は勉強会で渡されるランダム配列の問題集を黙々と解いて暗記の質を高めました。
タクセン発行(特別区の場合)の後半にある国や都や区の施設等の目次
1ページ目 同様な感じで約80ページあり
補足
私の場合は満点は目指さない事とし、暗記勉強致しました。3問までは間違えて良いのです。満点を目指すとなるとあらゆる角度からの 視点で考えを深めてしまい結果的に疑心暗鬼に陥りますので健全な暗記学習の妨げになると思います。確かに変な問題やどちらとも 言えない問題が出題される事がありますが、3問以上は出ないと思います。ある程度の学習が進むとある種の余裕から 「こう言う場合だとどうなんだろう?」とか自分1人で脱線しがちです。悩んでる時間に暗記の質を高めましょう。
付録 私の地理試験体験!
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試験当日はある程度の自信から適度な緊張感で試験会場の拓大キャンパスへ向いました。
通知書
試験当日はある程度の自信から適度な緊張感で試験会場の拓大キャンパスへ向いました。 (バイク) 法令は難無くでしたが、問題は地理でした。 地理のお宝問題は東京特別区の場合はある種の法則でどこの区が出題されるか予測ができます。しかし、そのような確証のない「カン」に 頼るのも嫌なので、出題範囲内のすべての施設の地図上での位置を暗記しておりましたが、自分の設定した出題範囲内の狭さに直面します。何が出題されたか。
1 滝野川病院
2 西友本店
3 王子税務署
4 王子消防署
5 王子保険センター
恥ずかしながら1 以外は全て正確には分かりませんでした。4は「確かこっちだな」程度であり、つまり4箇所も分かりません。 地理試験はマイナス3までしか許されないので、事実上の不合格です。しかし、「カン」と言う切り札に賭けます。まずやった事は 残り4問の最寄り駅を列挙致します。幸いサラサラ書けました。2の西友本店は当初赤羽店と記載しておりましたが、正しくは「本店」でした。07.6.2に訂正させて頂きました。
当時の用紙
試験終了後に送られてきた通知書。合格等の表記はなく、これから審査しますと言う主旨のみの文面。
2007.5.30
あくまでも個人的考察でございます。