無線停止処分!



先々週のとある日。平均的な時間に家を出て平均的な時間に赤坂に入り無線待機登録し、
いつものたまり場へ。(この日は入れ代わりながら常時5人位)

この時は平均的な1日が始まるかと思ってました。



 自分より先に配車される待機順位の車を見つけてその車に入れてもらい、いつもどうりのお喋りタイム突入です。 このたまり場は色々な都内東西支部の方々が多数おられるので幅広い情報が 仕入れられます。週に何回も足を運んでおり、最近の主な話題は「運賃改定」「アマチュア無線」「税務」などです。 (アマチュア無線は近日搭載予定)

先に待機されてた方々が順次配車されていき、そろそろ「自分の番かな?」と車に戻ると待機7台目でした。今の内に と自販機でお茶を買い、車に戻ろうとした所、年輩の女性の方に声をかけられます。「すいません。地下鉄の赤坂駅は どー行けばいーのでしょーか?」と…。 元赤坂からなので可能な限り丁寧に説明しましたが、無事に着かれたかはわかりません。
説明完了後、ティアナに戻って驚きました。
無線機モニター部に「登録が取り消されました」と表示されてます。

「あ〜配車になってたんだ〜」と思うと同時に今度は「了解入らない為に3時間配車を一時停止します」と送られてきました。  (厳密に言えば登録すらできませんが…)

  

所謂、ブロック扱いです。
残酷な現実ですが、応答しなかった自分が悪い訳ですから受け入れるしかありません。
余談ですが「一時停止」の表現は妙に笑えました。

御同業衆に大爆笑で見送られる中、仕方なく1人流し始めますが、できましたねぇ〜。ポンポンと!(でんでん虫の看板の力を 思い知りました)ブロック3時間内は行く先々でお客様をお乗せする事ができ、最後は横浜の関内まで行けました。関内から戻ると ブロック開始から2時間50分経過後でした。10分前ですが、エリア登録を試みます。結果は「配車登録失敗」と表示されます。 今度は2分前に試みますが、失敗。次は30秒前に登録を試みましたが、また失敗表示です。30秒すらオマケしてくれません。

明らかに血も涙もない端末が厳格に管理してる中、ピッタリ3時間経過後はできました。(感涙)



 ただ何故にブロックは3時間なのか?

 この根拠はなんなのかを知りたいとは思います。単にペナルティだとは思いますが、無応答で配車を 一回見送るだけでもそれまでの待機時間が無駄になる訳であり、それだけでも相応のダメージです。それに加えて3時間のブロックは かなり厳しいペナルティと言えます。
意図的な無応答車もウッカリ無応答車も同じ扱いですが、とにかく無線配車室が意図的無応答車を減らしたい意図は容易に想像できます。

無応答だとその配車にオペレーター1人と時間を取られますので、かなり無駄な配車時間であると言える事は理解できますし、 「配車効率アップ=配車本数増加」が狙いなのでしょうから無応答車を厳罰とする事は必要な処置かもしれません。
しかし、「今日は無線やーめた」と思われればなんら効果のない厳罰ではあります。

 私的な考えですが、配車を移動局側にキャンセルできるようにさせれば良いかもしれません。無応答されるよりは 格段に配車速度はあがります。 しかし、東個協無線配車本数の実情は前年同月比8ヶ月連続減でございます。 ここで無線室に考えてほしいのが意図的無応答車が何故に存在するのかと言う理由です。 いくら配車効率を上げても、需要がなくなれば何の意味もございません。 試行錯誤の日々は続いていくのでしょう。   がんばれ〜! 営業3課!



                                     2007.10.06

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