アクシス90 エンジン焼き付き修復録
作業日 07年4月14日
とても動かないバイクに見えませんが、正真正銘の不動車アクシス90(重症) 意を決して作業開始!
まずは作業で邪魔なシートとセンターカウル等のカバー類等を外す所からです。
これで機関部が露出した所ですが、シリンダー分解が目的である以上、 入り口に過ぎません。
エアクリーナーBOXをキャブからゴボっと外します。
プラグを外します。いい感じの焼け具合ではありました。
シリンダーを覆う右側カバーを外します。
反対側も外します。これでシリンダーは完全に露出します。
シリンダーヘッドの4個のナットを対角線上に緩め、シリンンダーヘッドを外します。
真っ黒なススが溜ったシリンダーヘッド燃焼室とピストンヘット部(予想以上に衝撃)
シリンダーにボルトON止めされたマフラーも邪魔なので外します。
画像2本のボルトとシリンダー部2本のみ。
シリンダー単体画像
フリーになったシリンダーを全て引き抜きます。
取り外したピストン
シリンダー内部
ピストンと比較して材質の関係でしょう。軽症だとわかります。
ある程度磨いたピストン。 結構頑張りました。(汗)
クランクシャフト
画像に見えるガスケット等は全て再利用致しました。
折り返します。
ピストン-、シリンダー、ヘッドと逆の手順で組んで行きます。この時2ストオイルを惜しみなくベアリングや シリンダー内壁やピストンに塗り付けます。
シリンダー周りを組んだ時点で圧縮の感じを手で感じ取りたくなり、キックペダルを押し込んでみましたらイー
感じでした。
そうなると試験的に起動したくなり、マフラーとエアクリーナーを仮止めし、エンジン起動させてみる事にしました。
セルかキック起動か悩みましたが、キックで試みました所、3発でブブーンとかかりました。
元気よく回る強制空冷ファン!(たぶん海外品をヤフオクで入手。効果は疑問)
試乗したくなりましたが、この外観では道路運送車両法違反となりますので、
はやる気持ちを押さえつつ完全に復元させます。その途中のおまけ作業でマフラーに耐熱塗料吹き付けとタイヤの
エアバルブキャップをレーシーなアルミタイプ(ティアナの余り物)に交換致しました。
元どうりに組まれたアクシス90 早速試乗へ
試乗インプレッション
ライトが暗いですね。今度考えます。
07.4.17